【無料の学習プリント】小学1年生の算数ドリル_100までのかず1

2020年7月1日1年生・算数ドリル100までの数, 1年生, 算数

今回のプリントは、「小学1年生の算数ドリル_100までのかず1」です。
小学1年生の算数ドリル_20までのかず」の次が100までのかずとなり、いきなりかずが増えたような気がしますね。
「くりあがり」も「くりさがり」も覚えたし大丈夫でしょうってことなんでしょうか…?
「100までのかず」は最初は簡単な問題からやって、少しずつ難易度をあげていこうと思っています。

サンプル問題です。問題PDFは全3ページ分。
下記よりDLしてください。

革命的な難易度上昇イベント

扱う数が「100」までになります。
これは「1年生のさんすう」では、「革命的な難易度上昇イベント」になっています。
はじめは「50+20」とか「70-20」とかから始まるでしょうけど、ある程度学習が進んでいけば1年生でも、
「時計の長い針が1回半まわる間に、たけるくんは15ページ、かのんちゃんは22ページの本が読めます。2人は一週間で、長い針が6回まわる時間、本を読みました。この一週間でかのんちゃんが読んだ本のページは、たけるくんより何ページ多いでしょうか、それとも何ページ少ないでしょうか?」
みたいな問題が出題できるようになるというわけです。
この問題は、大人なら「(22-15)×4=28」と式を作れるわけですが、これは1年生ではほとんどの子がムリかと。
まず、大人なら「ひっかけの一週間」は自然と無視して考えることもできるでしょうけど、1年生では引っかかってしまう子もいるはずです。
2人が本を読んでいた時間は「6時間」なので「6÷1.5=4」と、4年生くらいなら自然と「4」を出せますが、1年生にはこの「4」という数を導くのが一苦労なわけです。
そして「4」が導けるレベルの子なら、「22-15=7 7+7+7+7=28」と計算することもできるでしょう。「22+22+22+22=88 15+15+15+15=60 88-60=28」と計算する子もいるでしょうけど、どちらも正解です。
ですが式は短い方が、先生の評価は高いでしょうね。
で、答えの欄には、「28ページおおくよんだ」と書かないといけません。
というわけで、扱う数が「100」までになる…これが「革命的な難易度上昇イベント」であることは、おわかりいただけるかと。
「100までのかず」は、1年生にとっては「広く感じる」ものです。
大人は「一畳くらい」と感じていでも、1年生は「校庭ぐらい」に感じているかもしれません。
扱う数が「100」までになったすぐは、ミスをすることも多くなるはずです。
でも、急に「できなくなった」わけではなく、「100までのかずを理解している途中」です。
勉強をしている以上「進んでいる」のは間違いないので、ミスをしても「がんばってるな、えらいな。うちの子、ちゃんとお勉強してくれて、ありがたいな」と思っておけばいいと思います。
事実、その通りなので。
「お勉強」なんて、「すごく楽しい」と感じている子どもは少ないと思います。
「大好きな親たち」が「お勉強して」というから、「してあげている」と感じてる子が大半かと。
「自分のために」じゃなくて、「親たちのために」子どもたちは「お勉強をしてくれている」。低学年のうちは、私たちは「そう」思っていた方がいいかもしれません。
そして私たちは、「私たちのために」頑張ってくれる子どもたちに、「家でも勉強をする習慣」をプレゼントしてあげられればいいですね。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ