好きなことができる時間を

2020年5月18日○○のこと○○のこと, 自由時間

子供たちが「好きなこと」に使える時間を作ろう

このブログ「みそにゃch」では、「早い時期からの家庭学習の習慣化」というものをテーマにしています。
今のところプリントばかりで「そう」は思えないかもしれませんが、「そう」なんです。
では、なぜ「早い時期からの家庭学習の習慣化」をテーマにしているかというと、「そうする」ことで「効率よく勉強を進めていける」と、私が思っているからです。
「効率よく勉強を進めていける」ということは、「学習時間が短く」て済むということにつながります。
要するに、早く「勉強の時間」が終わるということです。
で、そうなると何がいいかというと、
「子供たちが、自分の好きなことに使える時間が多くなる」
ということがです。
「好きなこと」
何でもいい…とはいいませんけど、「絵を描く」「マンガを読む」「おしゃれの勉強」「スポーツ」「テレビ」「ゲーム」…「子どもらしく楽しめる時間」といいましょうか、「そういう時間」を子どもたちには、できるだけたくさんとってもらいたい。
はっきりいって、「勉強」は「しなくちゃいけないもの」だと思います。
最低限よりはもう少し上、できるだけ「高い位置」まで。

勉強なんてどうだっていい

そう思っている人は、ここを読んではいないでしょう。
「勉強は大切だし、好きなことをして楽しむ時間も大切」
これは親だったら「普通の考え方」だと思います。
「勉強はしてもらいたい」でも、「たくさん遊んで、たくさん楽しい思いもしてほしい」
これを両立させるには、「時間」というものが足りなくなりませんか?
「時間」は平等だけど公平ではないから、「それぞれの環境」にあった使い方しかできません。
「お金があった方が有利」という種類のものです。「お金があったら仕事しなくていいから時間に余裕が」とか、そういう類の。
なので「時間」をどう使えるかは、人それぞれだと思います。
その中で子どもたちには、「学校以外でも勉強をする時間」というものが必要になります。
これは、「なくせないもの」ですよね。
もちろん、すごくできのいい子だっていて、勉強なんかしなくても学校でずっと上位とか、そういう子は別ですけど、そんな子の保護者もここを読んでいるとは思えません。
普通の子には、「学校以外でも勉強をする時間」が必要だと思います。
小学生でも高学年になれば塾にも行くでしょうし、中学生ならほとんどの子が塾に通うんじゃないでしょうか。
でもそれ以前、就学前や低学年の間に「家庭学習の習慣化」が出来てしまえば、「それはそれで」とても良いことだと思います。
このブログの「基本」としているところは、
勉強を効率化して時間を作り、作った時間で子どがしたいことを楽しむ
というものなんです。

好きなことばかりじゃダメなの?

と思われる人もいると思いますけど、別に「ダメ」じゃないと思いますよ。
楽しいことをする時間は集中力を育てるでしょうし、心も伸びやかに育つと思います。
ですけど、「子どもたちにある程度の学力」を与えてあげることも、保護者としてはしなくてはいけないことだと、私はそう考えています。
「子ども」だろうが「大人」だろうが「老人」だろうが、「学ぶ」ことは必要だと思います。
「バカがバカを見る」
言葉は悪いですけど、「これ」って「結構当たってる」と思うんです。
「賢い人」や「ずる賢い人」が、社会のルールを作っていきます。
「リボ払い」とか典型的ですよね。「わかっていないヤツをはめて、奪ってやろう」という意識が隠されてもいません。
世の中には、いろいろな「罠」があって、それは「見えて」いたり「巧妙に隠されて」いたり、いろいろなんですけど、でもそれらには「わかっていないヤツをはめて、奪ってやろう」という意思が、共通して働いています。
そんな「罠」に対抗するには、「自分で考える」という「武器」が必要になります。
なので、大人だろうが子どもだろうが、「学ぶ」ことは必要だと思います。
それはそれとして、子どもたちには「勉強」も大切ですけど、「したいことをして楽しむ」ことも大切だということです。
楽しい時間は、集中力を育ててくれると思いますし、そもそも「勉強」ばかりじゃ心が固まって冷えていってしまいます。
自分たちだって、子どもの頃には「ワケのわからんこと」をしていませんでしたか?
今だったら「何が面白いの」と思うようなことでも、すごく楽しくやっていたように思いませんか?
いろいろ輝いていて、宝物がたくさんあって、やりたいことも、行きたい場所も、選びきれないほどの「遊び」に囲まれたいた時間が、私たちにもあったはずです。
そんな時間を、子どもたちにも感じてもらいたいし、できるだけ「好きなこと」をしてもらいたい。
そのためには、「早い時期からの家庭学習の習慣化」という方法がとても適していると、「実際にやってみて」そう思っています。
「もうこんなにプリントやったの? うん、だいたい正解。じゃあ、間違ったところを説明するね、ちゃんと集中して、これで覚えよう」
「これだけ」は「やってね」。できたら、「好きなこと」をしよう。今日は何をしよう? テレビを見る? ゲーム? サッカーの練習? 何でもいいよ、「好きなこと」をしよう。
これを「習慣」にできれば、「勉強」も「好きなこと」も、バランスの良いところで両立できるように思っています。

勉強はしてもらわないと

前提としてこれが外せないのなら、「効率よく勉強を進めていく」という方法は有効だと思います。
そして「効率よく勉強を進めていく」には、「早い時期からの家庭学習の習慣化」が適していると、自分の子どもで実践してそう感じているんです。
「勉強」も「運動」も「遊び」も、できれば「集中」してもらいたいです。
「集中」ばかりはしていられないでしょうから、「休憩」も必要ですよね。
おやつを食べたり、ソファに寝転んでぼーっとしてみたり。
限られた時間の中で、できるだけ「有益な勉強」をしてもらいたい。
それには私たち保護者の力があった方が、必ず「効率的」になるはずです。
子どもたちに「やってほしいこと」を示し、それを「やっている」ところに付き合い、「やった」結果を確認し、「認め」て「感謝」して、私たちも「一緒」に進んでいるのだということを行動でしめす。
このブログ「みそにゃch」のプリントは、「そのように」使ってもらえるようにと作っています。
「学校」に行き、帰ってからも「勉強」をして、家の「お手伝い」もして、それでも「子供たちが、自分の好きなことに使える時間」というのはとても大切なもので、その時間が「できるだけ多くなる」ように、私たちは「自分の大切な子どもたち」のために「時間と力」と使うべきだと思います。
とりあえず、子どもたちが「小学生」である間までは、「お金を出す」だけではないところで、子どもたちに「一緒にいる」と感じてもらえればと思います。

では、また!

Posted by みそぱぱ