【無料の学習プリント】小学4年生の算数チャレンジ_周期算1

2020年12月1日4年生・算数ドリル4年生, 算数チャレンジ

今回のプリントは、「小学4年生の算数チャレンジ_周期算1」です。
他の算数チャレンジもやってみましたか?
こちらも3年生で「周期算」と言っていなくても簡単なものは出題しています。
「周期算」とか「○○算」など名称はともかく、いろいろな問題を解くということが積み上がって経験になっていきます。
どんどんチャレンジしてみましょう!

サンプル問題です。問題PDFは全4ページ分。
下記よりDLしてください。

「周期算」は「元になる並び」が大切

「周期算」は「ある並びの繰り返し」を考える計算です。
「同じ並び」が繰り返えされているなら、その先を予測することができるというものです。
「1・2」という「同じ並び」が繰り返されるなら、「15874322番目」は「2」だとすぐにわかります。
理由は「どのような番目」であっても、「奇数番目が1」で「偶数番目が2」になるからです。
まだ、「奇数」、「偶数」は習っていなですが、この機会に少し覚えていきましょう。
これは単純な例ですけど、「周期算」では「決まった並び」が繰り返される場合に、その先を「予測して計算」するということをやります。
大切なのは「元になるものがどういう並びなのか」をきちんと把握することと、「その並びが何を表しているか、その並びから何が読みとれるのか」を間違わないようにすることです。
「1234512345・・・・」というように「数字」が繰り返されるも場合、「この数字を何番目から何番目までたした数は何?」とか「何番目の数字はいくつ?」とか、計算を求められる場合が多いです。
「ABCBA」や「●○○●」といった「記号」が連続しているときには、「この並びの何番目から何番目までに、●はいくつありますか?」とか「100個目のAは、はじめから数えて何番目にありますか?」とか、「記号の数を正確に把握」できているかを聞かれることが多いです。
どちらにしろ「把握しなければいけない」のは「元になる並びに、何がいくつあるのか」で、やっぱり大切なのは「元になるものがどういう並びなのか」です。
「ABCBA」なら、「1番目と5番目が A」「2番目と4番目が B」「3番目が C」ですけど、
これが「繰り返し」になると、
「1+5×(順数-1)番目と5+5×(順数-1)番目が A」「2+5×(順数-1)番目と4+5×(順数-1)番目が B」「3+5×(順数-1)番目が C」
になります。
1順めなら
「1+5×(1-1)番目と5+5×(1-1)番目が A」「2+5×(1-1)番目と4+5×(1-1)番目が B」「3+5×(1-1)番目が C」で、「1+5×0番目と5+5×0番目が A」「2+5×0番目と4+5×0番目が B」「3+5×0番目が C」となり、これは「1番目と5番目が A」「2番目と4番目が B」「3番目が C」と同じになります。
2順めなら
「1+5×(2-1)番目と5+5×(2-1)番目が A」「2+5×(2-1)番目と4+5×(2-1)番目が B」「3+5×(2-1)番目が C」で、「1+5×1番目と5+5×1番目が A」「2+5×1番目と4+5×1番目が B」「3+5×1番目が C」となり、これは「6番目と10番目が A」「7番目と9番目が B」「8番目が C」となります。
このように、任意の番目が「どういう式」で導けるのかを見つける練習をさせてあげてほしいです。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ