【無料の学習プリント】小学2年生の国語ドリル_お話4
今回のプリントは、「小学2年生の国語ドリル_お話4」です。
続フート君のお話です。
まずは、このような文章の問題の場合は、登場人物は何人で、誰がいたのかをきちんと理解することです。例えば、出てきた人物を○で囲んだり、線を引いたりと自分がわかるように書き込んでもいいでしょう。今回の場合、「フート」と「フーガ」の2人と会話の中に、「おばあちゃん」も出てきています。
次に、登場人物(主に主人公)は何をしているのか。今回の場合は、「池で釣りをしている」です。「釣りをしている」だけでも正解ですが、できれば「どこで」とか「いつ」とかも一緒に解答できるといいですね。
いわゆる5W1Hってやつです。いつどこで、誰が何をなぜどうした。
これを意識してきちんと見つけて整理できたら、内容が全然わからないということも減っていくと思います。楽しく本やマンガを読んでいる時まで、意識して読んでという必要もないですが、国語の問題に対しては少し意識してもらいましょう。
今回の場合は、「どんぐりあつめの後、ギョギョの池でフートは弟のフーガと元気のないおばあちゃんのためにアマミという魚を釣ろうとしている。」です。
お話2のみを読んだ場合だと、「池でフートは弟のフーガとおばあちゃんのためにアマミという魚を釣ろうとしている。」になります。
国語辞典を活用しよう
低学年の子が、「何いっているのかわからん」みたいなことをいったり書いたりするのは、まぁ普通のことですよね。
「低学年ならそういうものじゃないの?」
と流せてしまえることなんですが、それでも「どういう意図を持ってその言葉を使ったのか」を聞くことで、「何がわかっていないか」をしることができたりします。
そして、最初は私たちが手伝ってですけど、その「わかっていないこと」を国語辞典で調べさせてあげることができます。
もちろん面倒くさい作業ですし、忙しいときにはできないことですけど。
1回国語辞典で調べたといって「完全に理解」とはならないでしょうけど、それでも「なんとなくわかった」というのは子どもたちには「進歩」で、使える言葉が増えたり文章を理解しやすくなったりできるわけで、会話や作文の幅が広がります。
「国語辞典」はちゃんと活用できれば、「ものすごく役にたつ道具」だと思います。
言葉の意味がわかるというのはもちろんなんですが、それ以上に「わからないことは調べる」という「習慣」をつけてあげることができれば、とても大きな武器になると思います。
全部が全部「わからんからしらべる」とはならないでしょうけど、それでも「3こに1こ」でも「わからないから、ちょっと自分でしらべてみようかな」となってくれれば、親としてはなんか「安心なきもち」が持てますよね。
では、また。