【無料の学習プリント】小学2年生の国語ドリル_お話6
今回のプリントは、「小学2年生の国語ドリル_お話6」です。
えっと、「お話」とは関係ないことなんですが、最近、学校から持ち帰ったタブレットで宿題等しています。
先日、英語の書き問題をしていたのですが、小文字の「q」を数字の「9」としか認識してくれず、ちゃんと書いてるのに!とキレてた我が子。自分も書いてみたのですがやはり数字の「9」。
そういう仕様だとあきらめてと言っておきましたが、こういうのって改善されるんでしょうか?
単純に単語を書くだけだと書き順も同じですし。反対に、「9」を「q」と認識されたりもある?
低学年だと、そういう仕様だと言っても分からないこともありますよね。
学校にいるときに一番大切なこと
小学生が「学校にいるとき」に一番大切にしないといけないのは、なんでしょう?
友だちや教師との「人間関係」も大切でしょう。小学校は「社会生活」を経験する場でもありますから。
でも小学校だけでなく「学校」という場所は、「勉学」をする場所です。
なので私は、小学生が「学校にいるとき」に一番大切にしないといけないのは、
「授業中は授業に集中すること」
だと思います。
「授業の時間」は「教室内にいる子に平等」ですが、その内容を理解して納得するのは、「個人の授業に対する姿勢と個人の能力」に比例します。
自分だって、「もっとちゃんと授業を聞いておけばよかったな」と思うこと、ありませんか?
とりあえず、「授業中は授業に集中できる」というのは、とても大切な「技術」であり「才能」だと思うわけです。
で、「授業中は授業に集中する」ためには、「先生の話を理解しようとする姿勢」や「教科書に集中する」ことが必要になってきます。
教師の話も聞かず、教科書も読まないのなら、「授業に集中する」ことはできず、「授業を理解して納得する」なんてとても無理です。
とはいえ「授業中は授業に集中する」のは、当たり前のことだけあって「難しい」です。
簡単にできるなら、みんなそうしてます。
「じゃあ、どうしろっていうの?」
といわれれば、そんなの私にはわからないんですが、それでも「高学年まで息子を育ててみて」少しわかったことがあります。
それは、
「授業中に教科書に集中するためには、普段から読書をしていた方がいい」
です。
教科書だけでなく、問題集や参考書も、基本的には「本」です。
要するに勉強をするには、「読書のスキル」が必要になっていると思うわけです。
うちの子も、低学年のころは読書が苦手でした。今も興味のない本を読もうとはしませんけど、「私が意識して本に触れさせようと育てた」からか、高学年なった今では「読書は普通のこと。勉強して、ゲームの時間も終わったら、本でも読もうかな」くらいの意識ではいるみたいです。
まぁその「本」はマンガであることも多いですが、それでも本人が好きなサッカー関係の本や、好きなマンガやアニメのノベライズなんかは、集中して読んでいるように思います。
とりあえず子どもたちには、「本に集中する」ができるようになってもらいたいわけです。
それが「授業に集中する」ために必要になってくる、「歯車」の一つだと思うからです。
さらに私は、低学年では算数よりも国語の方が大切だと思っています。
読書の習慣や、辞書の使い方。
字を「ていねいに書こうとする意識」や、文章を「理解しようとして読む姿勢」などです。
こういったことは、低学年から「やろうとする」ことが優位に働くと思います。
読書は私たちから見たら「ホントに読んでるの? 理解できてる?」と思うような「読み方」でも、「読書の練習をしている」と考えれば納得できるでしょうし、低学年の間は「本をさわって眺めている」だけでも、それはやがて「ちゃんと読書をする」ようになっていくと思います。
とはいえ「本を読もうとしない子」には、私たちが「本を与えてあげる」ことが必要になります。
「これを読みなさい」とかじゃなくて、「その子が興味を持ちそうな本を与える」ことがです。
マンガでも図鑑でも、とりあえず「本に触れている時間」というのが必要で、「本を読むのは普通のこと」という意識をもたせてあげるのがいいと思います。
学校などで「読書の時間」みたいのがあったときでも、「読書はキライ。めんどくさい」と思っている子よりも、「読書大好き」とまではいかなくても、「今は本を読む時間だから読む」という意識を自然ともっている子の方が、「授業中も教科書に集中してくれそう」だと思いませんか?
「読書がどうこう」も大切なんでしょうけど、それよりも重要なのは、
「授業中は授業に集中すること」
「授業の内容を理解し、自分のものにしよとする姿勢」かと。
授業中って、授業以外のことができないのが普通です。
だったら「授業中」は授業に集中して、先生のいっていることや教科書に書いていることを覚える時間に使うのが、一番効率がいいはずです。
「効率がいい」というのは、「速く進める」ということであり、「楽に進める」ということです。
難しいのはわかっていますが、それでも、
「授業中は授業に集中すること」
ができるように、少なくとも「それを意識して授業に挑める」ように子どもたちを「みちびいて」あげることができれば、その子には「大きなプレゼント」になるはずです。
私はそのように意識して、息子が低学年のうちから接してきました。
では、また。