【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_分数2

3年生・算数ドリル3年生, 分数, 算数

今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_分数2」です。
小学3年生の算数ドリル_分数1」の続きです。

3年生 算数ドリル39 分数2
サンプル問題です。問題PDFは全4ページ分。
下記よりDLしてください。

「4分の2」は「2分の1」

分数の計算をする時は、基本的には「約分」もしてください。
「約分」とは、「分子と分母を同じ数で割って、分子と分母を一番小さな数にする」ことです。
要するに、「4分の2」は「2分の1」というやつです。
「10分の4」は「5分の2」だし、「222分の74」は「3分の1」というアレです。
「約分」を3年生で習うかどうかは学校にもよるでしょうが、3年生の分数での「約分」自体は、「九九」を習得できていれば、それほど難しくはないはずです。
算数が先に進むにつれ「通分(複数の分数の分母を揃えるアレ)」や「約分」は、必ず出てきます。
なので分数の初期段階から、「分数の計算をするときは分母を揃える」と「答えに成る分数の分母は、できるだけ小さい数字にする」ということを、しっておいてもらいたいです。
分数の足し算をして、答えが「8分の2」となったときは、「8分の2=4分の1」となるまで計算することを、「当たり前のこと」として覚えてもらいたいんです。
まず、基本的なことを。
「分子と分母がともに偶数」なら「分子と分母を2で割ることができる」
これを最初に覚えてください。
「678分の312」は「分母も分子も偶数」なので、まず2で割って「339分の156」と「約分」できます。
では、約分した「339分の156」はどうでしょう。分母が奇数なので、「2で割る」ことができません。
だったら、「3」ではどうでしょう。
「339÷3」は「113」。できました。
分子の「156」も「3で割る」ことができそうですよね。「156÷3」は「52」です。
これで、「678分の312」を「113分の52」と「約分」できました。
これ以上は…ちょっと無理そうです。理由は「113」が「素数」だからです。
このように、「分数」は「約分」をして「小さく見えるように」することができます。
数字が小さいと、すっきりしますし、わかりやすくもなります。
とりあえず、
「これって、約分できるかな?」
を意識して、答えを出してもらいたいと思います。
そのためには、「わり算」もしっかり身につけておいてほしいところですね。

では、また!

問題PDFはこちら

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Posted by みそぱぱ