【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_重さ2
今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_重さ2」です。
「小学3年生の算数ドリル_重さ1」の続きになります。
先日の祝日にあった全国テストを受けてみました。うちの子は2回目です。
多分、最初はあまりの出来なさ具合にビックリされるかもしれません(笑)。
これは「振るい落とす」テストなので、学校の皆が出来ているか確認するテストとは別ものです。
うちの子の基準では基礎問題と思われるところがクリアできていれば、よしとしています。
でも、こういう問題を中学受験する子たちは解いているんだということを知ることは重要だと思っていますし、いつもと違う環境でテストを受けることも必要と思っています。
小学校後半にむけて
3年生の算数で習うことも、終わりが見えてきました。
ということはこのあたりから、1年生から3年生。小学生の前半で習ったこと全部から、問題が作られるということでもあります。
特に文章題では、漢字や言葉、単位や四則計算。難しい問題や、面倒くさい問題、紛らわしい問題。
要するに、
「ちゃんと漢字は覚えてる?」「語彙力は鍛えてきた?」「授業はちゃんと聞いていた?」「文章はちゃんと読んだ?」「先生の言ったこと、忘れてないよね?」「字は丁寧に書いてる?」「計算の仕方、忘れてないよね?」
などなど、いろんな角度から試される問題が出題されるということです。
小学生の後半…4年生からは、授業の内容は急にレベルが上がると思います。
これまで「やったことなかった」ことも、「やってください」となるはずです。
算数も、3年生までの「基本的」なことを理解していることが前提となった授業になり、「ついていけない子」が出てくるのも、このあたりから顕著になると思います。
「図形(面積や立体)」や「分数や小数の四則計算」。「グラフ」なども勉強しますよね、この先の関数を理解するためには必須です。
3年生までのような「単純な計算」が少なくなり、「何か+四則計算」になっていきます。
「分数」では「分母を揃える計算」。「小数」では「小数点の位置に気をつける計算」。
3年生までように、「たす・ひく・かける・わる」だけでは進んでいけないようになりです。
どこまで「わからない子」に合わせた授業をしていくのかは、学校にも担任の先生にもよると思いますが、それでも「最低限のライン」というものはあるはずです。
でも「最低限のライン」の授業を受けているだけでは、「個人的に勉強を進めている子」との差が、すごい速度で開いていくことにもなると思います。
別にこれは算数に限ったことではなく、「学業全体」でのことですけど。
「スポーツ」を頑張るのだって、結局は「スポーツに強い学校」を目指すことになるわけで、その学校に入るのにも「学力」は必要ですよね。
甲子園に出るような学校を目指すために、野球も勉強も頑張っていた子を知っています。その子は目指していた学校に入り、その学校は甲子園に出場しました。
でもその子はレギュラーにはなれず、ベンチには入れなかったそうです。
試合に出る出ないはどうあれ、野球だけやっていたら甲子園出場校には入れなかっただろうし、「高校で甲子園を目指し、精一杯野球を頑張る」こともできなかったと思います。
小学生ではどうかわかりませんけど、やがて目標ができた時にスタートラインからより進んだところにいることができたら、「その方がいい」ですよね。
というわけで、今は「何も考えてない子どもたち」が「いつか目標ができたとき」のために、今は「ある程度世間を知った私たち」が「いつかできる目標のスタート」を、「勉強を見てあげる」ということで切らせてあげておいてあげられればいいなと思います。
では、また。