【無料の学習プリント】小学3年生の算数_三角形
今回のプリントは、「小学3年生の算数_三角形」です。
算数ドリルのほうにも「小学3年生の算数ドリル_三角形」があります。
三角形の内角の和は180°
三角形は3年生になると、「頂点」「辺」「角(角度)」の話になってきます。
それぞれの名称を覚えるのも当然なんですが、「正三角形」と「二等辺三角形」が「どういうルールでなっている三角形か」ということもしっておく必要があります。
いろいろな三角形の形を比べて、あれが正三角形だとかあれは二等辺三角形だとか、今の段階では見た目で判断させる問題が多いので、そんなに難しくはないですが、難しくないからこそ、こういいった定番の問題はカンペキにクリアしたいですよね。
もうすこし進むと、定規で辺の長さを測ったり、分度器で角度を測ったりしないと判別がつかないようなものも出てくるでしょうけど、それだって落ちいてやれば問題ないと思います。
やはり問題なのは、「角度」です。
なので、この時点でしっかりと覚えた方がいいと思うのは、
「三角形の内角の和は180°」
です。
四角形は360°。それは正方形や長方形を見ればわかりやすく、直角の角度が90°なので90×4で360。
三角形は四角形を半分にするとできるので、角度も半分の180°です。
折り紙を対角線で半分に折って、「ほら、半分」とやればわかりやすい…のかな?
角度の概念が定着していないと、わかりにくいのかも。
分度器で「角度はこれで計るとわかる。数字はこういうものだから、こう決まってるから」と、「目で見せて」それなりにでも納得してもらうしかないですかね。
とりあえず、「三角形の3つの角度をたすと180°」ということは、「そう決まっている」として覚えてもらいたいです。
今後、必ず必要になる公式だからです。
「この三角形は、角度1が40°、角度2が55°です、では角度3は何度でしょう」
と、こんな感じの問題です。
180-(40+55)=85
答え85°
ですよね。
簡単な計算ですが、これは「三角形の内角の和は180°」としっているから導ける式です。
算数はこの先、「公式を知らなければ解けない」ということになっていきます。
「そういうものなので覚えましょう」なんですけど、覚えただけでは意味がなくて、ちゃんと使えないといけませんよね。
削っていない鉛筆を渡して「文字を書いて」といっても、その鉛筆が削られていないから書けないと判断できないなら、いつまでたっても文字は書けません。
なので、鉛筆削りの存在を伝えるとともに使い方を教えるのと同じように、公式を使う練習をしないといけないんです。
覚える公式は、これからどんどん増えていきます。
それら全てを理解し、使いこなすようになってもらいたいですよね。
なので、今回はこれ。
「三角形の3つの角度をたすと180°」
今日はこれだけ、覚えてもらいたいです。
では、また!