【無料の学習プリント】小学2年生の算数ドリル_分数2
今回のプリントは、「小学2年生の算数ドリル_分数2」です。
「小学2年生の算数ドリル_分数1」の続きです。
「分数1」でうちの子は「レゴ」を使って覚えたと書きましたが、形を見ると理解できても、数字になると勝手が違うよう。
最初の頃は「4分の1と8分の1どちらが大きい?」なんて質問に「8分の1!」と自信満々答えてました。これまでがそうだったので、「8のが大きいに違いない」って思い込みがなかなか抜けないようです。
「分数」の「大きさ」を理解する
「分数」は「数」ではないので、決まった「単位」はありません。
「分数」にあるのは、「大きさ」です。
「どのくらい」、といってもいいと思います。
「2分の1」は半分で、「5分の3」は半分以上。
分数では、そういった「大きさ」を把握する必要があります。
といっても、最初は難しいと思います。
なので、練習しないといけません。
「8分の3」と「7分の3」では、どちらが大きい?
「上の数が同じなら、下の数が小さい方が大きい」
「9分の6」と「9分の7」では、どちらが大きい?
「下の数が同じなら、上の数が大きい方が大きい」
まずはこのルールを覚えてもらった上で、次に覚えて欲しいのは「半分以上かどうか」を見る…です。
「下の数(分母)」が違った分数を比べる時、それぞれの分数の「大きさ」がどのくらいかを、比べる必要があります。
「3分の2」と「8分の3」を比べる時、「3分の2」は「半分以上」、「8分の3」は「半分以下」と理解できていれば、「大きさ」を比べることは少し簡単になります。
これは、「下の数(分母)を半分にした時、上の数より大きいか小さいかを比べる」でできます。
「小さければ半分以下」、「大きければ半分以上」、「同じなら半分」です。
分数の「大きさ」を比べるのに慣れていない時には、この方法を第一段階として、「確実」に「どのくらいか」を調べてもらいたいと思います。
「7は半分にできない」
といわれたら、
「7の半分は、6の半分の3よりも大きくて、8の半分の4よりも小さいから、上の数が3までなら半分よりも小さい、上の数が4より大きなら半分よりも大きいだよ」
とてもいっておいてください。
多分、そんなこといわないと思いますけど。
では、また!