【無料の学習プリント】小学2年生の算数ドリル_分数1
今回のプリントは、「小学2年生の算数ドリル_分数1」です。
いよいよ分数です。うちでは「レゴ」なんかを使って何度か繰り返し説明しましたね。
その頃はよくレゴで遊んでたので。というか今でも遊んでますが。
例にだしたリンゴでもおり紙でも、その子それぞれの関心を持ちやすいもので説明するといいかもしれません。
「分数」は「何か」の「どれだけ」
分数の始まりです。
というか、「整数以外も考える」の始まりでしょうか。
といっても、2年生の分数はまだ「準備」の段階で、分数は3年生からが本番になると思います。
「1この半分は、1こを2つにわけた分の1つだよね。これを2分の1って書いて、こういうのを分数っていうんだよ。でね、2分の1と2分の1をたすのは、半分と半分をたすのと同じだから、2分の1+2分の1=1なんだ」
大雑多いってしまえば、2年生の分数はこれだけです。
「分母」とか「分子」とか、そんな名前を覚えるのも3年生になってからのはずです。
じゃあ「簡単なのか」というと、そういうわけではないと思います。
そもそも、「りんごの2分の1」と「1Lの2分の1」は、同じ「2分の1」でも全然違います。
まずは、「そこ」から理解してもらう必要があります。
「りんご1個の2分の1」は「りんご1個の半分」で、「1Lの2分の1」は「500mLであり5dL、または0.5L」です。
まずは、「2分の1」は「何か(りんごだったり水1Lだったり)」を「半分に分けたもの」で、その「半分に分けたもの」を「さらに半分に分けたもの」が「4分の1」である。
というのを、納得してもらわなければいけません。
これを「感覚的にできる子」は、少なくないと思います。
少し説明すれば、
「おり紙を半分におったら2分の1になって、もう1回半分にしたら4分の1でしょ?」
と、わかる子もいるでしょう。
でも、「それだけじゃない」んです。
「1」の「2分の1」は「0.5」で、「2」の「2分の1」は「1」なんです。
さらに「3L」の「2分の1」は「1500mL」なんです。
「何か」の「どれだけ」。
その考え方がちゃんと理解できるまで、少し時間がかかるかもしれません。
でも、なるべく2年生のうちには、「分母が同じ分数同士のたし算」はできるようになってもらいたいです。
次回のプリント「小学2年生の算数ドリル分数2」では、学校よりも先行して「分数のたし算」に触れてもらおうと思います。 そして分数は、子どもたちが自分だけで理解していくのは難しいと思いますので、最初はつきっきりで教えてあげて欲しいです。 そのためのプリントとして、今回の「小学2年生の算数ドリル分数1と2」を作りましたので、お子さんと一緒にやってもらえたらなと思います。
では、また!