【無料の学習プリント】小学3年生の国語ドリル_漢字の問題9

2020年6月18日3年生・国語ドリル3年生, 国語, 漢字

今回のプリントは、「小学3年生の国語ドリル_漢字の問題9」です。
小学3年生の国語ドリル_漢字の問題8」の続きで書き取り問題です。
(解答修正 2020.0302)

サンプル問題です。問題PDFは全3ページ分。
下記よりDLしてください。

「同訓異字」と「同音異義語」

以前にも書きましたが、漢字で間違いやすいといえば「読み方が同じ漢字」ですよね。
「会う」と「合う」「買う」と「飼う」みたいな。
3年生ではまだ少ないでしょうけど、高学年になると熟語でもこういったものはあります。
「意外」と「以外」、「自信」と「自身」なんかは、間違いやすいです。
こういったものは「同訓異字」「同音異義語」という呼び方がありますが、それはそれとして間違いやすいので気をつけなければいけません。
もちろん漢字ですからそれ自体に「意味」があって、その「漢字」をどういった意味で使うのかによって、どの「漢字」で書くのかが変わってきます。
「写す」と「映す」、「納める」と「収める」、「図る」と「測る」と「計る」と「量る」、「勤める」と「務める」なんかは、大人だって「どの時にどの字だっけ?」と、よくわかってないこともあると思います。
大人は「ケータイ」や「パソコン」で文章を書くことが多く、字の上手下手や書き順に気をくばることは少ないと思いますが、「漢字間違い」には気をつける必要はありますよね。
「治める」と「修める」、「効く」と「利く」、「務める」と「勤める」、「交ぜる」と「混ぜる」、「断つ」と「絶つ」なんかも間違いやすい「同訓異字」でしょう。
「機械」と「器械」、「自体」と「事態」、「回答」と「解答」、「異議」と「異義」、「意志」と「意思」、「状態」と「常態」なども間違いやすい「同音異義語」でしょう。
ですがこれらは全部、「小学校で習う漢字」ばかりです。
ということは、これらの「漢字」や「熟語」は、小学生で「使い分けを学ぶ」ことになるということです。
漢字を学ぼうと思えば、本当にきりがないくらいに学ぶことがあって、全てを習得するには膨大な時間と努力が必要になると思います。
はっきりいって、「とても無理」です。
漢字や言葉が大好きで、漢字や言葉を知りたくて仕方がない…という人は別ですけど、普通の人が学べて習得できる「文字と言葉」の数には限度があると思います。
それは「子どもたち」にだって同じことで、「子どもたち」が「勉強」に使える「時間」には限りがあります。
もちろん「時間に限りがある」のは当たり前なんですけど、そういう意味ではなく、「ちゃんと勉強に集中できる時間」に限りがあるということです。
なので私たち保護者は、子どもたちの「得意を伸ばさせてあげる時間」を重視するのか、「苦手を克服する時間」を重視するのかを、「選んであげる」必要があります。
子どもたち自身に「選ばせる」という人もいるでしょうけど、それだって「子どもたちの好きにさせる」という選択を私たちが「選んであげた」わけで、結局のところ「子どもに時間をどう使わせるのか」を選ぶのは、私たちの「仕事」になってくると思います。
「こうしなさい」
という私たちの言葉や意思や望みを、子どもたちはどの程度にか個人差はあるでしょうけど、「尊重」はするでしょう。
「何を重視」して「何を切り捨てる」のか。
私たちが「そういう選択」をしなくてはいけない場面も、これからは増えてくるように思います。
私たちが「舵を取り」ながらも、子どもたちに「自主性を感じて成長してもらえる」ようにできれば、それが最良なんだとは思いますけど、それってとても難しそうではあります。
一番大切なのは、結果的に子どもたちが「良い人生を送ることができる」なわけで、それはまぁ「私たちの欲」ですよね。
その「欲」が子どもたちの「助力」になればと思いますけど、そんなのは結果が出ないのだから「わからない」です。
「私たちの親の思い」が、「私たちの人生」にどう作用したのかしなかったのか、そんなのは私たちにはわかりませんよね。それと同じです。
でも、今では「私たちが親であり保護者」なので、「自分の子どもの人生には大きな責任があり、それゆえにある程度は自分の子どもの人生に口出しできる権利がある」と、私は思っているわけです。
とりあえず今は、「この勉強をしなさい」くらいの口出しは、私たちの権利であり義務だと思っています。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ