【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_時間と時刻2

2020年6月27日3年生・算数ドリル3年生, 時間, 算数

今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_時間と時刻2」です。
小学3年生の算数ドリル_時間と時刻1」の続きです。

サンプル問題です。問題PDFでは全4ページ分。下記よりDLしてください。

「1時間は60分」「1分は60秒」ついでに、「1日は24時間」

時間の計算のコツは、分でも秒でも、それぞれを計算した時に「60」を超えているかどうかを、最初に把握することです。
「17分35秒から15分45秒経過した時間は?」なら、
まず計算するのは「35秒+45秒」です。
これは「80秒」であり「60秒+20秒」で「1分20秒」です。
これが第一段階。
その次に計算するのは「17分+15分」です。
これは単純に「32分」なので、
最終的に計算するのは、
「32分+1分20秒」で、答えは「33分20秒」となります。
では、「17分35秒から15分45秒前の時間は?」なら、
まず計算するのは「35秒-45秒」ですが、これは引けないので、17分の部分から1分借りてきて、
「60秒+35秒-45秒」は「95秒-45秒」なので、「50秒」です。
その次に計算するのは「17分-1分-15分」です。
これは「1分」ですよね。
最終的に計算するのは、
「1分+50秒」で、答えは「1分50秒」です。
60を基準として考えるだけで、基本的には「たし算」「ひき算」しか使いません。
行う計算としては、3年生になったばかりでもできるはずです。
とはいえ、60を基準とする「60進法」に慣れていないと、スムーズに計算することができません。
時間の計算自体、経験しようとしないと、あまりやらないことですよね。
なので普通のお子さんは、時間の計算にあまり慣れていないと思います。
通常の生活で、
「あと1時間12分54秒たったら、おやつ食べていいよ」とか、「64分17秒前に、何してた?」なんて、言わないですよね。
時間と時刻の問題は、算数の中でも少し特殊なものです。
「60進法」を使うのが、時間の計算だけだからです。
公式や九九とは違い、この先の算数で、「60進法」は重要になりません。
時間なんて、普通に生活していれば理解できるようになりますし、実生活の中で「何時から」とか「何時までに」は普通に使うでしょうけど、「何時間何分何秒後までに」とか「何時間何分何秒前には」とかは使いません。
これを勉強する意味は、
「テストに出るから」
というだけです。
でも、小学生にとって「テストに出るから」は重要なことです。
「意味がないことでも、ちゃんと授業を聞いていて理解できているかな?」
を試されるのがテストなので、だからこそ練習して、テストに備えておかなければいけません。
「1時間は60分」「1分は60秒」ついでに「1日は24時間」
この辺りで、「60進法」をマスターしておきたいですね。

では、また!

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ