【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_球
今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_球」です。
「小学3年生の算数ドリル_円」の続きになります。
形の想像ができるように
前回の「円」と今回の「球」は、3年生では、それほど違いはないと思います。
「球」では「高さ」も考える必要がありますが、それほど難しくはないはずです。
「球」が難しくなるのは、「円周」や「体積」が問題に加わってきてからなので、今は「円」と同類の問題ばかりです。
気をつけるのは「円」と同じで、「球の半径と直径」が「いくつ」なのかです。
立体的に考えなくてはいけないのは、少し混乱してしまう子もいるかもしれませんが、「球=ボール」と考えると、「ボール」は幼いころから親しんでいると思いますので、「どういう形か」という感覚をつかむのは、難しくないですよね。
「形が想像できる」というのは、この先、算数でも数学でも大切になってくる部分です。
小学校でも、「球」「立方体」「多角錐」「円柱」「正多角柱」など、「形を立体として捉えて考える」ような授業が進められるはずです。
「形を想像」して、その「広いた姿」や「切り取った形」を考えるような問題は、この先多くなっていきます。
「図形」と呼ばれるこれらの問題は、難易度が増すと「躓く子」が出てくるのも確かです。
「形を想像する」というのは、単純な計算問題とは違います。
いろいろなものを、いろいろな角度から観察し、それが見る角度によってどのように違っているのか、そして総合的にどのような形が作られているのかを、実際に、見て、触って、経験する必要があると思います。
この訓練は、幼い頃から始めた方がいい部類のものだと思います。
具体的には、「積み木遊び」や「ブロック遊び」で、立体の感覚を学ぶことはできると思います。
そればかりを重視する必要はないと思いますけど、「やらないより」は「やっておいた」方がいいことでしょう。
正直なところ図形の問題は、「受験ではとても重要」になってきます。
目指している「高校」「大学」が「良いところ」なのでしたら、「図形」は「学校の問題ならわかる」程度ではダメだと思います。
とはいえ「図形」には「解き方」があり、それを前もって知っておくことで、「試験」を乗り越えることができるはずです。
「高い目標」があるのでしたら、「図形」は避けて通れないものです。
「わからないまま」にはしておけない…ということです。
ですがその分、様々な参考書や問題集もあります。
「図形」は「得意な子」と「不得意な子」がいて、それは仕方がないことだと思います。
「そういうもの」なんです。
もしもお子さんが「不得意な子」だとしたら、早めに対策をした方がいいです。
勉強は、できるだけ早く「不得意」を消していった方が、効率的に進めることができます。
そしてのその「不得意」は、私たちの「努力」と「労力」で、子どもたちから消すことができる可能性があることです。
子ども自身に「不得意」を「どうにかさせる」ことは、難しいと思います。
というか、多分無理です。
私たちが「どうにか」させないと、「できないまま」だと思います。
そして「できないまま」の状態が長く続いてしまうと、思いもしない「遅れ」につながることがあります。
焦ることはないです。
でも、3年生も後半に入るこの時期、「丁寧に急いで」を頭において、子どもたちの勉強をサポートしてあげられればと思います。
では、また!