【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_分数3

2020年5月14日3年生・算数ドリル3年生, 分数, 算数

今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_分数3」です。
小学3年生の算数ドリル_分数1」、小学3年生の算数ドリル分数2」の続きとなります。
3年生の分数はあと1回、「4」まであります。ですが、ここまででも授業内容の先取りとしては十分だと思います。「4」はもう少し先までやりたい子用と理解ください。

サンプル問題です。問題PDFは全4ページ分。
下記よりDLしてください。

分数は「数字」ではありません

分数は、「いくつにわけた分のいくつか」を表す「記号」であって、いわゆる「数字」ではありません。
ケーキの半分は「2分の1」こですし、100mの半分も「2分の1」mです。
「ケーキ」と「100m」は、「同じ数字」ではありませんよね。
このように、分数を「数字」としてだけで考えることはできません。
これは「%」も同じです。
なので「分数」と「%」は、似たような考え方で理解する必要があります。
「何」の「どれだけ」か。
という考え方です。
「ケーキの3分の1こ」、「100mの3分の1m」。
はっきりと、「これだけ」と表せないものも、分数だと「表す」ことができます。
でもそれは、「何だかよくわかない」と混乱を誘発してしまうこともあります。
まずは、「分母」が「いくつにわけたかの数」であること、「分子」が「それのどれだけの数か」を表していることを、しっかりと理解してもらうことからだと思います。
わからないのなら、繰り返し「図」をかいて考えていくのも、有効的だと思います。
「どれだけにわけた分の、いくつか」
分数を見るだけで、瞬時に「大きさ」がわかるようになれば、分数の問題自体は「単純な計算問題」と大差ありません。
分数の「かけ算」や「わり算」でも、それは同じです。
「九九」を習得していて、「4桁程度」の「かけ算」や「わり算」ができていれば、「分数のかけ算・わり算」でつまずくこともないと思います。
このあたりの「分数」が理解できているのなら、簡単な「分数のかけ算・わり算」をも「わかって」くれると思います。

「2分の1×2分の1」が「4分の1」であることの説明

用意するもの、紙(折り紙みたいなもの)
あなた「この折り紙を100とするよ。見ててね」
お子さん「うん」
あなた「じゃあ、質問。100の2分の1は、いつく?」
お子さん「50だよ。しってる」
あなた「うん、そうだよね(ここで折り紙を半分に折る)。2分の1は半分ってことだから、100の折り紙は半分の50になるよね。じゃあ、50の2分の1は、いくつ?」
お子さん「うーん、25? くらい」
あなた「くらいじゃなくて、25であってる(ここでさらに、折り紙を半分に折る)。だから、100の2分の1×2分の1は、25。わかる?」
お子さん「よくわかんない」
あなた「(おった紙を広げて)最初は100だったよね」
お子さん「うん」
あなた「2分の1にしたから、半分の50になった。わかるよね(ここで折り紙を半分に折る)」
お子さん「(あきてきた。アマゾンプライムビデオでドラゴンボール超みたい)」
あなた「それをもう1回、2分の1にする。かける2分の1ってことだよ(ここでさらに、折り紙を半分に折る)。ほら、100の紙が、4分の1の25になったよ。だから、2分の1×2分の1は4分の1と同じなんだよ。分数はかけ算をするときには、分母と分子を…」
お子さん「ねえ」
あなた「ん?」
お子さん「テレビ見ていい? ドラゴンボール超。悟空とヒットが戦ってる途中だから、早く見てあげないと、悟空疲れちゃうでしょ?」
…と、まあ、最初はこんな感じでどうでしょう。

では、また!

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ