【無料の学習プリント】小学5年生の算数ドリル_合同な図形
今回のプリントは、「小学5年生の算数ドリル_合同な図形」です。
5年生の算数ドリルの制作も残りわずかで一通り終了です。これからも足りないなと思うところは、足していく予定でいます。
まずは、まだ制作途中の5年生の漢字の練習の続きと4年生の漢字問題などを制作していきます。
あわせて6年生の算数も少しずつ進めていきたいと思います。
合同な図形
「合同」というのは「同じ」という意味です。
平面なら「重ねるとピッタンコな形」というわけです。
簡単といえば簡単なんですけど、向きや角度を変えられ配置されるとわかりにくくなるので、そこは慣れてもらいたいです。
あと図形の問題で「合同」は、「補助線を引いて自分で見つける」ことを試されることが多く、図形の問題を解いていく上で「意識しないといけない」ものになってきます。
取りあえず、5年生で重要になる合同は「三角形の合同」です。
おぼえないといけないのは3つ。
1.「3つの辺の長さが等しい三角形は合同」
2.「2つの辺の長さとそれが作る角度が等しい三角形は合同」
3.「1つの辺の長さとその辺の両端にできる角度が等しい三角形は合同」
「合同」は「5年生の時点」ではさほど難しくはないでしょうが、この先の算数では「重要」になってきます。
「合同」を見つけると、「不明な長さ」や「不明な角度」や「不明な面積」がわかるようになるので、図形の問題では「補助線を引いてちゃんと合同を見つけられるかな?」みたいなものが出てくるからです。
図形の問題では「補助線を引く場所」というのもそれなりにパターンがあるので、実際に問題に挑んで覚えていくしかありません。
高学年になると算数のテストでは「計算」が正確にできるのは前提として、「発見」や「方法」を問われるようになってきます。
この「発見」や「方法」を見つけるためには「たくさんの考え方」を体験して、「こうしてみよう」とか「違うみたいだから次はこの方法で」とか、そういう「道すじ」を自分の中に蓄えていることが大切になります。
特に図形の問題では、
「たくさんの問題にチャレンジした経験が、未知の問題を攻略しやすい」
という傾向があるのですが、でも、
「何を見つけるために補助線を引くのか」
という意識を持って問題に挑むのも大切で、要するに適当に補助線を引いたからといって意味はありません。
で、「合同」は「補助線を引く」ことで見つけかる場合も多くあり、「ここに補助線を引くと合同ができるかも。やってみよう」という「意識」を持っていることが重要になってきます。
結局のところ図形の問題は、「いろいろな問題に挑戦して解き方をしっておく」のが効率いいし、そうしないと理解しにくいと思います。
ダンスだってみるだけじゃなくて「やってみないと」覚えるのが難しいですよね。それと同じです。
では、また。