【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_かけ算(ひっ算)4
今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_かけ算(ひっ算)4」です。
「小学3年生の算数_かけ算3」に対応したドリルになっています。
そして「小学3年生の算数ドリル_かけ算(ひっ算)3」の続きになります。
ひっ算は計算間違いをしないためにあります
「1桁×1桁」「2桁×1桁」「3桁×1桁」など「1桁をかける」かけ算は、結局は「かける数の段」がわかっていればいいだけなので、そこまで複雑ではありません。
ですが、これからは「2桁×2桁」や「3桁×2桁」のかけ算をやっていくことになります。
もちろんその先には、もっと桁の多いかけ算が待っています。
これら桁の大きいかけ算に対抗するには、「ひっ算」が有効です。
理由は、「わかりやすいから」です。
いい換えれば、「計算間違いが少なくなる」からです。
「小学生のかけ算」では桁が大きくなればなるほど、「ひっ算」を使って計算することが有効になります。
ここで「ポイント」になるのは、「ひっ算で計算しましょう」と書かれていなくても、「文章問題」でも、
「ひっ算を使って計算する」
というところです。
「3年1組の34人全員に、148円のジュースを1本ずつくばったよ。ジュースの代金は、全部でいくらでしょう」
という問題のとき、計算をちゃんと「ひっ算でやっているのか」が重要になってきます。
「148×34くらい、ひっ算じゃなくてもできるよ」
というお子さんもいらっしゃるでしょう。
でも、「ひっ算」でやってください。
ちゃんと「ひっ算」でやっているかを、「確実」に確認してください。
これは、「本当に重要」なことです。
ひっ算をやらない理由が、
「ひっ算する場所がないもん」
なのでしたら、計算用紙を渡してあげてください。
もしくは、ドリルの空いているスペーズでひっ算をして、答えを出した後に「消しゴムで消す」と教えてあげてください。
別に消す必要はないんですけど、学校のテストだと消した方がいいこともあるだろうし、お子さん自身が「余計なことが描かれている解答用紙が気になる」こともあると思いますので。
大切なことなので、もう一度いいます。
「ひっ算」で計算した方が、「わかりやすくて、計算間違いが少なく」なります。
「暗算でもできるよ!」
いや、それもわかるんです。私も小学生の頃はそう思っていましたから。
そろばん塾に通っていましたから、暗算での計算はそれなりにできていましたし。
ですけど、「ひっ算」を紙に書いて、ちゃんと計算してください。
これは本当に、本当に大切なことなんです。
確実な計算。間違いの少ない方法。
「暗算」より「ひっ算」を使った方が、絶対的に間違いは少なくなります。
「計算はひっ算でする」
これは、しっかりと教えてあげてほしいです。
単純な計算間違いの繰り返しは、「算数のへの苦手意識」を育ててしまいます。
「ひっ算」を使ってちゃんと計算すれば、「もったいないミス」を減らすことができます。
「ひっ算を使って計算する」
それほど「時間」も「手間」もかかりません。
というより、「ひっ算を使って計算する」ことを前提として、テストの時間は決められているはずです。
「ひっ算」を使っての計算は、3年生ではまだ「慣れて」いないかもしれません。
だからこそ、「ひっ算」を使うことを徹底させて、慣れさせてあげてほしいと思います。
では、また。