【無料の学習プリント】小学4年生の算数ドリル_面積1
今回のプリントは、「小学4年生の算数ドリル_面積1」です。
別の言い方では、「正方形と長方形(の面積)」などとも言われる単元になります。
「面積」をきちんと理解しておかないと、続く「体積」でつまずくかもしれません。またその先も…。
しっかり装備(下地作り)しないと、「算数」という山は攻略が難しくなるばかり。しっかりと備えて挑みましょう。そうすれば、確実にレベルは上がっていきます。
どの単元にでも言えますが、どうしても難しい時は、拠点(テントベース、理解できている地点でも可)に戻ってやり直すこと。まずは「面積1」クリアを目指そう!
こちらの面積は、今後習う「四角形の面積」、「三角形の面積」に先駆けての予習的な位置付けものです。
「面積」は「大きさ」
「面積」の最初は、分かりやすい正方形や長方形で学習を進めていくのがいいと思います。
子どもたちにとっては、「面積」は新しい「概念」です。
要するに、「なんだかよくわからないもの」のはずです。
「よくわからないもの」は理解を深めることで、「なんとなくわかるもの」や「わかっているもの」へと進化させていくことができます。
まずは、「面積」は「大きさ」や「広さ」を表すものだということをわかってもらいたいです。
あと、単位。
「cm×cm」で「cm2」、「m×m」で「m2」も、まちがわないようにしてもらいたいです。
正方形や長方形の面積は、「理解できない」ということはないと思います。
色紙やトランプが「どのくらいの大きさ」かというのは、見ればわかります。
その「大きさ」を表すものだから、トランプ3枚の「大きさ」がトランプ「1枚」の「大きさ」の3倍であり、その「面積」も3倍になるというのは、実際にトランプを並べて見せてあげればわかりますよね。
「面積」の最初は、正方形や長方形の面積は「縦の長さ×横の長さ」で導くことができる…ということが「納得」できるまでです。
単純に「縦の長さ×横の長さが面積」ではなく、「縦の長さ×横の長さ」で導くことができる「大きさや広さ」が「面積」であること。
その面積を「切った」り「離した」りしても、「面積」そのものは変わらないこと。
「100cm2」は「10cm×10cm」であり、同時に「20cm×5cm」も「同じ面積」であること。
これらを、最初に「納得」してもらいたいです。
「面積」は「数」ではなく「大きさ」です。
トランプ3枚分の「大きさ」は、3枚のトランプがどこにあろうと「同じ大きさ」です。
3枚をくっつけて並べようと、1枚目を玄関の靴箱に、2枚目をタンスの中に、3枚目を冷蔵庫に入れようと、「トランプ3枚分の面積」は同じなんです。
「面積」を考える上で重要なのは「トランプそのもの」ではなく、「トランプの大きさ」だということ。
当たり前かもしれませんけど、「面積」を進めていく上で「この当たり前の理解」は必要なことなので、子どもたちには「最初」にわかってほしいと思います。
では、また。