【無料の学習プリント】小学1年生の算数ドリル_くりさがりのひきざん1

2020年7月4日1年生・算数ドリル1年生, ひき算, 算数

今回のプリントは、「小学1年生の算数ドリル_くりさがりのひきざん1」です。
前回までは、「くりあがり」を覚えてもらいました。今度は「くりさがり」の番です。
「くりあがり」より「くりさがり」の方が、間違えやすいですね。
小学4年のうちの子でも、たまに間違えたりします。わり算をする時には、必然的にひき算も使うことになります。簡単な計算は楽勝って思っているのか、気が緩んでミスすることが多いです。

1年生 算数ドリル14 くりさがりのひきざん1
サンプル問題です。問題PDFは全4ページ分。
下記よりDLしてください。

算数では「公式を記憶する」のは準備段階

小学1年生のひきざんドリル_くりさがりのひきざん1」でも書きましたが、「くりさがり」は「さんすう」で最初の難関になりやすいです。
大人からすれば「くりあがり」ができたら「くりさがり」もできそうに思えますが、やはり小さな子には「たしざん」よりも「ひきざん」の方が難しいと感じるようで、これは「仕方のない」ことだと思います。
なので「くりさがり」をマスターするには「まちがう」ことも必要で、「まちがって、それを修正して覚えていく」という道筋が結果的には近道になるんじゃないかと。
「算数」でも「数学」でも、「理解するまで問題を繰り返す」というのは基本になる勉強法です。
「記憶する」じゃなくて、「理解する」。
「算数」では「公式」や「関数」や「方程式」を「記憶する」のは当たり前で、それらは「道具」でしかありません。
くりさがりのひきざんでいうなら「10より大きい数を、10といくつに分けてから考える」でしょうか。
「鉛筆がなければ文字が書けない」のと同じで、「公式」や「関数」や「方程式」が頭に入っていないと「算数の問題」は解けません。
「勉強の前には鉛筆を削る」と「算数の前には公式を記憶する」は同じもので、私が高校生のときに「数学教えて」といってきた同級生の多くが、「公式」や「関数」や「方程式」が頭に入っていないということがありました。
「まずは、これ(公式)をおぼえて」
といっても、
「おぼえるのが面倒だから、やり方を教えて」
という返答。
「鉛筆は持ってないけど、紙に文字を書く方法を教えてくれ」
といわれているようなもので、そんなのはムリなわけです。
要するに「算数」を進めていくためには、「問題」をとくことを優先するんじゃなくて、それ以前に「おぼえないといけない」ことがあるということを、「大前提」としてわかっていないといけません。
「鉛筆を持っていない」のに、「問題に挑む」ことはできないわけです。
なのでまずは、子どもたちが「ちゃんと鉛筆を持てているか」を確認してから、「算数」に挑ませてあげてほしいです。
じゃないと、「さんすうってむずかしい」という、本来ならもたなくていい苦手意識を、子どもたちに与えてしまうと思います。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ