【無料の学習プリント】小学1年生の算数ドリル_くりさがりのひきざん2
今回のプリントは、「小学1年生の算数ドリル_くりさがりのひきざん2」です。
「小学1年生の算数ドリル_くりさがりのひきざん1」の続きです。
「くりさがりのひきざん」はきちんと覚えて欲しいので、プリントが5枚になりました。
最後の1枚は文章問題となっています。お子さんが難しいと感じているようでしたら一緒にやってみてください。
「たしかめざん」もしていこう
「くりさがりのひきざん」。
「さんすう」ではこのあたりから、「たしかめざん」が必要になってきます。
「12-4」という問題を「12-4=8」と解けたなら、その確認として「12=8+4」が成り立つかを確認するというアレです。
「12-4=8」の「たしかめざん」がなぜ「12=8+4」かというと、「12-4+4=8+4」…「=の左右に+4をして、左を12にする」をやっているからです。
「=の左右」におなじ数をたしても、「=は成り立ち」ます。「1=1」の左右に「+2」をして「1+2=1+2」としたとしても、「=」なのは変わりませんよね。
こうしたとき最初に計算を間違っていると、仮に「12-4=6」という解答をしたとして、「12-4+4=6+4」が「12=6+4」となります。
もちろんこれは成り立たなくて、では最初の計算が間違っているとわかります。
算数では「出した解を確認する」という作業は、「やって当たり前」と考えられることが多く、テストでもこの「確認作業」をすることを前提として、確認作業の時間を考えた上で問題が作られていることも少なくないと思います。
要するに、問題集などをやった子どもたちが「もうできたよ! 早いでしょ?」といっても、「ちゃんと確認した? あってた?」と声をかけてあげることは、「子どもたちにとって、とても有益」なことだというわけです。
「できた」ら「確認」。
これを習慣にできれば、テストでの「うっかりミス」もなくなるとはいいませんけど、少なくなるのは確実です。
漢字なんかは、間違っておぼえていれば自分で間違いに気がつくことは難しいでしょうけど、算数の問題は「確認」をすることで「間違いを見つけられる」ことがあります。
別に算数だけじゃないですけど、「テストは時間いっぱいまで考え、確認作業をする」ことは、「この先とても大切なこと」になってきます。
とりあえず、テストのときだけでもいいので、「時間を余らせることはもったいない」と教えてあげてほしいです。
テストの重要性というか、「それで評価が決まってしまう」という「怖さ」を、子どもたちは「ぜんぜんわかっていない」ということを、私たちが「それとなくでも、“ちゃんと”教えてあげる」だと、私は思います。
では、また。