【無料の学習プリント】小学1年生の算数ドリル_かずのならび2

2020年6月27日1年生・算数ドリル1年生, 算数, 順番

今回のプリントは、「小学1年生の算数ドリル_かずのならび2」です。
小学1年生の算数ドリル_かずのならび1」の続きです。
今回は「位(くらい)」についても学んでいきましょう。そうは言っても、1年生では「一のくらい」、「十のくらい」、「百のくらい」までですが。
今、4年生のうちの子は「100兆」まで習っているそうです。これは2017年度の日本の国の予算のおおよその数字らしいです。
ちなみに東京都は約6兆、大阪府は約3兆、北海道は約2兆7千万。愛知は載ってませんでしたが、調べてみたら約2兆5千億で北海道とあまりかわりませんでした。

1年生 算数ドリル23 かずのならび2
サンプル問題です。問題PDFは全3ページ分。
下記よりDLしてください。

「位(くらい)」のルールをおぼえよう

「1年生のさんすう」で子どもたちが「混乱」しそうなものに、「くらい」があります。
「一のくらい」と「十のくらい」です。
「86」は「十のくらいが8」で「一のくらいが6」の数です。
これが「なにを意味しているか」というと、「86は1を86こ集めた数」であることと、「86は10を8こと1を6こ集めた数」であるということです。
「一のくらい」はまだわかりやすいんですが、「十のくらい」の意味がちゃんとわかっていないということが、ままあると思います。
「80は10をなんこあつめたかずですか?」
ならわかるけど、
「80の十のくらいのかずはいくつですか?」
はわからないとかです。
「いくつのくらい」は、この先で普通に使われる言葉なので、早めに慣れておいた方がいいです。
「一のくらいが3で十のくらいが2の数から6を引くと、いくつになるでしょう?」みたいな、「くらい」を考える問題を口頭で出してあげるのもいいと思います。
もしこの問題の式を「203-6」と式を書くようなら、くらいがわかっていないことがわかります。
このときは、「20」と「3」をあわせた数は「23」とかくことを教えてあげてください。
「20」+「3」は、「20よりも3大きな数」です。
「20よりも1大きな数」は「21」で、「201」とは書きません。これと同様に、「20よりも3大きな数」は「203」ではなく「23」です。
「一のくらいの数」は、「十のくらいのすぐ右がわに書く」
このことを、理解できるまで教えてあげてほしいです。
この「十のくらいの数」と「一のくらいの数」の「位置関係」は、間違って…というか「混乱」してしまう子も少なくないと思います。
大人的には簡単なことなので、もしもお子さんが「間違った」ときに「なんでわかんないの?」と思ってしまうかもしれませんが、小さな子が混乱しやすいところだとわかっておいてほしいです。
「なんでわかんないの?」
ではなく、
「わかってないのが知れてよかった。わかるまで教えてあげよう」
という気持ちで、子どもたちに接してあげてほしいです。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ