【無料の学習プリント】小学1年生の算数ドリル_ひきざん4

1年生・算数ドリル1年生, ひき算, 算数

今回のプリントは、「小学1年生の算数ドリル_ひきざん4」です。
小学1年生の算数ドリル_ひきざん3」の続きになります。
今回は文章問題が多めとなっています。計算自体は、2けたの単純な計算ができていれば解ける内容となっています。文章をよく読んでやってみてください。音読するのもおすすめです。
まずは、自力でやってみてできなければ、どこが引っかかってできていないのかを確認しつつアドバイスしてあげてください。

1年生 算数ドリル31 ひきざん4
サンプル問題です。問題PDFは全4ページ分。
下記よりDLしてください。

「20-2-8」=「20-10」

1年生のさんすう」で、ちょっと「つまずきやすい」ところがあります。
「20-2-8」は「20-10」と同じというような、「ひきざんばかりなの式なのに、なんかたしざん(2+8=10)をしてる」ようなものです。
「20」から「2と8」をとる。これを3年生なら「20-(2+8)」という式でかけますが、1年生では「( )」を習っていないので無理です。
ですが「20-2-8」を「20-2=18 18-8=10」と進めていくよりは、「20-10=10」と計算した方が楽だし、まちがいにくいです。
このような「ずっとひくが続く式」のときには、「先にひく数をたしてから、元の数からひいても答えは同じ」ということがわかっていた方が、計算が楽になる場合があります。
ただこれを、1年生が自分で理解するのは難しいと思います。
私たち大人が、「理解させてあげる」ことが必要になってきます。
「10-1-2-3」は「10から6をとるのと同じ」というような簡単なところから、1円玉10枚などを使って「実際に見せて説明する」必要があるということです。
この「ひきざんばかりの式でもたしざんを使うこともある」という「考え方」は、数を「大きさや量」として考えるために必要な「感覚」へと育っていくはずです。
数は「独立した単体」ではなく、「大きさや量」を表しているものです。
「1」は「0.1が10こ集まった大きさ」ですし、「2」は「1が2こ集まった大きさ」であると同時に、「0.1が20こ集まった大きさ」なんです。
こういう「数は大きさや量」という「感覚」がないと、算数を「不必要に難しく」感じてしまうかもしれませんので、お子さんの勉強を見てあげるときには、「数は大きさや量」というところを意識しながら教えてあげてほしいです。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ