【無料の学習プリント】小学1年生のたしざんドリル_いくつといくつ

2020年7月4日1年生・算数ドリル1年生, たし算, 算数

今回のプリントは、「小学1年生のたしざんドリル_いくつといくつ」です。
くり上がりのたし算をする前段階の内容になります。
ここがしっかりと理解できるようになれば、くり上がりはこわくない!となります。

1年生 算数 たし算ドリル2
サンプル問題です。問題PDFは全4ページ分。
下記よりDLしてください。

「数」は「量」や「大きさ」

「数」は「どれだけ」の「量」や「大きさ」なのかを表しているもので、「単独」のものではありません。
「あ」という文字と、「1」という数字は、「同列として扱うべきではない」ものです。
「数」を「量」や「大きさ」と認識するのは、小さな子には難しいと思います。
とはいえ、「数」が「大きさ」や「量」であることを理解していることは、算数を進めていく上では必須です。
「2」は「1という大きさ」と「1という大きさ」を合わせた「大きさ」である。
いいかえれば、「2」は「1という大きさ」と「1という大きさ」にわけることができる…というわけです。
「数」をそれ単体のものだと思っている子には、「10」を「6と4」にわけることができるという感覚は、知識としてはわかっていても、「具体的な大きさ」として想像することは難しいと思います。
ですがその「具体的な大きさを想像できる」というところは、「算数のセンス」となって勉強を進める上で大きな部分をしめるようにようになるので、子どもたちには「数を大きさとして考える」ということを最初からおぼえてもらいたいです。
「たしざん」や「ひきざん」を教えるときでも、「具体的な何か」を使うのがいいと思います。
1円玉でも、おはじきでもいいですし、小さな正方形の紙、遊びに使うブロック…子どもが好きなもので大きさが揃うものなら何でもいいと思います。
それぞれの「数」と、それぞれの「大きさ」や「量」がどのような関係にあるのか、視覚的に体験させてあげた方がわかりやすいと思います。
「たしざん」や「ひきざん」は大人にしてみれば簡単で、「どうでもいい」ように思ってしまうかもしれませんが、算数をはじめたばかりの子には「そうではなく」、とても「大切な訓練」になるものです。
なので、「座らせ」て、「集中させ」て、「訓練」させてあげてほしいです。
そしてちゃんとできたら、「勉強したということをほめて」あげてほしいです。
「ちゃんと座ってできたね、えらいね」とか、「集中してやっていたね、ちゃんとみてたよ」とか。
問題に正解するよりも、最初は「座って」「集中して」の方が、小さな子の勉強には重要だと私は思っています。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ