【無料の学習プリント】小学2年生の算数ドリル_文章問題2

2022年12月20日2年生・算数ドリル2年生, 文章問題, 算数

今回のプリントは、「小学2年生の算数ドリル_文章問題2」です。
小学2年生の算数ドリル_文章問題1」の続きです。
難しそうにみえても、よく読めば簡単な計算だったりします。
文章を読む練習をたくさんして、少しづつ慣れていきましょう。
時間はあくまで目安です。それぞれのお子さんのペースで進めてください。
(プリント3枚目の1番の答えが間違っていましたので、解答PDFを修正しました。2022.12.20)

2年生 算数ドリル44 文章問題2
サンプル問題です。問題PDFは全3ページ分。
下記よりDLしてください。

計算に必要なものをピックアップして、「メモをする」

文章問題では、文章を読んで「何を問われているか」に気がつけても、「式をどう書けばいいのかわからない」場合も多いと思います。
「500mを走るのに、Aくんは3分15秒でした。それはBくんよりも、18秒速かったそうです。それでは、Bくんは500mを走るのに、何秒かかりましたか」
という問題のとき、「答え」は「Bくんのタイム(秒)」になります。
子どもたちが、
「Bくんのタイムを出せというのはわけるけど、どう計算していいかわからない」
となる場合、「18秒速かった」というところを、「どう扱っていいのかわからない」んだと思います。
「たし算」をすればいいのか、それとも「ひき算」なのか…がです。
こういうときは、図を書いてみるのもいいです。
問われているのは「Bくんのタイム(秒)」なのですから、適当な長さの線をひき「Bくんのタイムの長さ(500m走るのにかかった時間の長さ)」だと仮定します。
では次に、「Aくんのタイム(秒)」を線に表すには「Bくんのタイム(秒)」よりも「長い?」「短い?」を考えるようにします。
そう、「Aくんの方が18秒速かった」んですから、A くんの線の方が「短く」なるはずです。
「Aくんの方が短い(速い)」んですから、「Bくんのタイム(秒)」を出すために「18秒速かった」は、Aくんのタイム(秒)」に「足せば」いいと、「図」を書かないよりは「気がつきやすく」なるはずです。
「文章問題」は「頭の中だけ」で考えるのではなく、「メモ」をしながら考えた方が「わかりやすい」です。
「わかりやすい」とは、「間違いにくい」と同じです。
計算に必要なものをピックアップして、「メモ」をしておく。
文章問題を解いていく方法として、とても有効な手段です。
「メモ」…計算に必要な「数字や単位」や「計算に使った、問われていないひっ算」は、「落書き」ではありません。
学校のプリントやテストに、たとえ「そのようなものが残されて」いても、解答欄に答えが書かれているのなら、「先生は怒ったりしないはず」です。
気になるのなら、「解答を見直した後」に消してしまえばいいだけです。
算数で大切なのは、「解答欄に正解を書く」ことです。
式も書くことを求められているのなら、式も「解答の一部」なので必要でしょう。
でも「式」は、必ず「1つ」とは限りません。
やはり大切なのは、「どういう道筋であれ、正解にたどり着くこと」だと思います。
算数は「答えを出せばいい」のです。
ということは、「答えが間違っていてはいけない」んです。
「18559」が答えの場合、とても大変な計算をして出した答えが「18558」でも、それは「間違い」なんです。
なので、「なるべく計算を間違わない」ような方法がベストだと思います。
それは「わかりやすく計算ができる方法」で、なるべく「簡単な方法」であることが求められます。
「メモをする」は「計算をわかりやすくする」にとても有効なので、「なるべく」ではなく「必ず」教えてあげてほしいと思います。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ