【無料の学習プリント】小学2年生の算数ドリル_学力テスト2
今回のプリントは、「小学2年生の算数ドリル_学力テスト2」です。
「小学2年生の算数ドリル_学力テスト1」の続きです。
学校が休みの日には少し難しい問題や苦手な問題を家では出しています。
正解するかではなくチャレンジしてもらって、説明をきく。
平日の慌ただしい中ではできないことをするようにしています。
※解答が間違っている箇所がありましたのでPDFを修正しました。(2021.4.1)
時間の計算は2年生では難しい
2年生では「時間の計算」を学びます。
この「時間の計算」というのが、2年生には少し難しいと思います。
「1日=24時間、1時間=60分、1分=60秒」
基本的には、これだけ覚えればいいです。
でも、これだけの基本を習ったことにより、
「みそらちゃんは明日の午前11時20分までに絵を完成させたい。でも、午後9時30には寝ないといけません。理由は遅くまで起きているとお母さんが鬼になるからです。しかたがないので、午後8時30分には絵を書くのをやめて、片づけをして、お風呂に入って歯磨きをして、次の日の午前6時45分まで寝ます。急いで準備をすると、起きてから15分後には絵をかくことができると思います。今は午後3時47分です。みそらちゃんには、あと何時間何分絵をかく時間がのこっていますか」
なんて問題が、テストに出ないとも限りません。実際、2年生なら「授業で習う内容」の問題ですし。
と、まあ…たぶん、こんな問題は出ないでしょうけど、それでも「このレベル」の問題は「2年生なら解ける」と考える先生もいると思います。
ここまで長ったらしい文章問題でなくとも、
「午後6時41分は午前8時18分の何時間何分後ですか」
このくらいの問題なら、2年生の「まとめのテスト」に出てもおかしくないですよね。
でもこれって、2年生にはちょっと難しくないですか?
なので「時間の問題」は、ある程度できればいいと思います。
「時間の問題」でつまって先に進めないという状態は、正直いって「ムダな時間をすごすことになる」と思うからです。
2年生なら「時間」よりも、「九九を覚える」や「いろいろな文章問題にチャレンジする」といったことの方が、よっぽど大切ですし「有意義で効率がいい」と思います。
「時間の問題」は、2年生では完璧にできなくてもいいんじゃないですかね。
では少し、「時間の問題」を教え方を書きます。
時間の問題は、「12時を基軸にする」ということをまずは教えてあげてください。
「午後6時41分は午前8時18分の何時間何分後ですか」
なら、午前午前8時18分から正午までを考え、3時間42分を出します。それと6時間41分を足すと、9時間と83分ですよね。83分は1時間23分なので、答えは9時間+1時間23分=10時間23分です
式にすると、
「12時-8時18分=3時間42分、6時間41分+3時間42分=9時間83分=9時間+1時間23分=10時間23分」
です。ポイントは、42分+41分を83分、83分は1時間23分と、段階的に考えることです。
こうすると手間はかかるでしょうけど、「42分+41分は何時間何分か」と直接考えるより間違いは少なくなると思いますし、何よりわかりやすいですよね。
60分=1時間なのだから、83分は1時間と23分とすぐにわかります。
「7時12分-2時38分」も同じです。
「7時12分」をまずは「6時72分」にして考えます。
こうすると「6時72分-2時38分」となって、少し考えやすくなりますよね。
では、また。