【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_かけ算(ひっ算)1
今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_かけ算(ひっ算)1」です。
「小学3年生の算数_かけ算3」に対応したドリルになっています。
計算を「単純化」していこう
3年生では、「3桁×3桁」のかけ算までやっていくと思うのですが、今回の単元は「かけ算の筆算」の「第1段階」になります。
基本的な「2桁×1桁」や「3桁×1桁」を理解して、扱えるようになってもらいたいという感じです。
それに加え、計算の工夫というか、「単純化」できるところはやっていこうという目的もあります。
「17×5×4」なら「17×20」にしてから計算するとか、
「125×3+125×4」なら「125×(3+4)」にしてから計算するとか、
そういう「基本的な部分」を、そろそろ覚えていってもらいたいと思います。
なぜかというと、この辺りのかけ算だと「単純化」を含んだ問題が出題されやすいからです。
例えばテストで、
「1日50ページずつ本を読んでいきます。今日までに、Aくんは5日、Bくんは7日、Cくんは8日、本を読んでいます。3人が読んだページを合わせると、何ページになりますか」
という問題があったとします。
「50×5+50×7+50×8=1000 答え1000ページ」
でも正解なのですが、テストで先生が試したいのは、
「50×(5+7+8)=1000 答え1000ページ」
という式が導けるかどうかを知りたいのです。
いうなれば、上の式は「2年生の解答」で、下の式が「3年生の解答」だからです。
成績表でいうなら、「上の式は○」で「下の式だと◎」というような「結果」になって帰ってきます。
「単純化できる場合は、できるだけ単純化して計算する」というのは、「算数の基本」部分です。
なので先生も、「そこ」を見ています。
というわけで「計算の単純化」には、早めに慣れてほしいと思います。
では、また!