【無料の学習プリント】小学4年生の算数ドリル_小数6(わり算2)
今回のプリントは、「小学4年生の算数ドリル_小数6」です。
「小学4年生の算数ドリル_小数5」のわり算の続きになります。
この冬に、同学年の子が英検4級を合格したようです。
うちは昨年の秋に5級合格で喜んでいたというのに。
4年生のうちに4級合格が目標なので、こちらも焦りは禁物と思いつつもみんな頑張ってるんだなぁとちょっと気合い入りました。
「57÷100」は「0.57」で、「1.01」は「1.0100…」
「小数のわり算」で気をつけることの一つに、「どこまでわり算をやるか」があります。
「小数点第一位まで」とか「小数点第二位まで」とか、私たちの頃にはいっていたと思いますけど、どうも最近は「10分の1の位まで」とか「100分の1の位まで」とか、「0.1の位まで」とか「0.01の位まで」とかいうらしいです。
とはいえ、「どの位までわり算をするのか」という「言い方」が違うだけで、「小数のわり算」のやり方が変わったわけではないので、子どもたちに教えることに際して、それほど意識しなくてもいいと思います。
で、子どもたちに理解してほしいのは、「どの位までわり算をして、どの位であまりを出すのか」ということです。
問題の書き方としては、「商は10分の1の位(0.1の位)まで出して、あまりがあればあまりも出しましょう」というようなものになってくると思います。
これが「商は100分の1の位(0.01の位)まで出して、あまりがあればあまりも出しましょう」となっても、気をつけないといけないことは変わりません。
気をつけるのは、「小数点の位置」です。
そして「あまり」が「どれだけか」も重要です。
計算(ひっ算)のあとには、「確かめ算」をすることも大切です。
なんというか、「小数のわり算」をするには時間がかかります。
そして「早く」よりは「丁寧に」やった方が、結果的には「間違わない」と思います。
多少時間がかかろうが、「間違わない」ということを重視して練習を進めていってもらえればと思います。
あと「小数のわり算」では、少し紛らわしい問題が出たりもします。
「57÷100」という問題なら、「100÷57」と間違えて「できない!」となったり、「57を100で割れない」となってしまう子もいると思います。
「57÷10」は「5.7」ですよね。なので、「57÷100」は「0.57」です。
「÷100」と「×100分の1」は同じです。
このことを教えてあげてほしいです。
「39.9÷12を100分の1の位までの商で出し、あまりも出しましょう」
という問題でも、「わられる数が10分の1の位までしかないからできない」と思ってしまう子もいると思います。
書かれていなくても、小数点以下の数の最終桁以降には「0」がついています。
「39.9÷12」は「39.90÷12」と同じです。
「39.9」を「39.90」とできれば、
「39.9÷12を100分の1の位までの商で出し、あまりも出しましょう」
の答えを「39.90÷12=3.32あまり0.06」として考えることもたやすくなると思いますし、
「39.9÷12をわりきれるまで計算しましょう」も、「39.900÷12=3.325」と出しやすくなると思います。
「小数点以下の最終桁以降の0は省略されているし、自分が書くときにも省略するのが基本」
なんですけど、「省略されている」だけであって、「存在しない」わけじゃないことも、わかっていない子には教えてあげて欲しいです。
「1.01」=「1.0100000000…」
なんだよって。
では、また。