【無料の学習プリント】小学1年生の算数ドリル_学力テスト2

2021年10月23日1年生・算数ドリル1年生, テスト, 算数

今回のプリントは、「小学1年生の算数ドリル_学力テスト2」です。
小学1年生の算数ドリル_学力テスト1」の続きになります。
1年生の学力テストは全4回の予定です。プリントとしては全12枚になります。
1年生で習った内容を理解しているかの確認になりますので、それほど難しい問題は出していません。
もし出来ていないところがあったら、理解していない可能性がありますのでしっかりとチェックして、もう一度教えてあげてください。
低学年の間は出来たと思っても、次に出来ないことはよくあることです。記憶の定着自体も未熟だと理解して、教え直してあげてください。親の根気が試されてると何度も感じますね。
(解答が間違っていた箇所がありましたので修正しました。2021.3.9)

1年生 算数ドリル39 学力テスト2

お子さんに、ちゃんと説明できますか?

「85円のおにぎりと115円のお茶をあわせて55こ買ったら、代金は5425円でした。おにぎりは何個買いましたか?」
これって4年生の問題なんですけど、少し難しくないですか?
式としては「(115×55-5425)÷(115-85)=30」で「30こ」なんですけど、なぜ「この式」になるのか説明できますか?
「115円×55=6325円」は「お茶を55こ、おにぎりを0こ買ったときの、想定される最も高い買い物の値段」です。
でも、支払ったのは「5425円」で、「お茶を55こ、おにぎりを0こ」買ったよりも「6325-5425=900」で「900円安い」わけです。
ここまでは、まぁなんとなくわかりますよね。
でもこの「900円」って「何の金額」でしょう? それがわからないと、問題は解けませんよね。
「ねぇ、900円って出たけど、この900円って何かわかんないから、問題解けない。教えて」
とお子さんにいわれたら、どう説明します?
問題集の解答をみたところ、
式:(115×55-5425)÷(115-85)
答え:30こ
としか書いてないことも普通にあります。
で、この「900円」は、「お茶ではなくおにぎりを買った為に少なくなった支払い金額」です。
ここで考えることは、「お茶1本をおにぎり1個に変更すると、いくら安くなるのか」です。
これが「115-85」で、安くなるのは「30円」です。
「お茶1本をおにぎり1個に変更すると、支払い金額は30円安くなる」わけです。
これは「お茶2本をおにぎり2個に変更すると、支払い金額は60円安くなる」し、「お茶10本をおにぎり10個に変更すると、支払い金額は300円安くなる」のと同じです。
「(115×55-5425)÷(115-85)」は「900÷30」で、これは「900円安くなったのは、お茶を何本おにぎりに変更したからなのか(1本だと30円安くなるよ。だから30円で割っちゃえば、何本かわかるんじゃね?)」を表した式というわけです。
と、まぁ、こういう感じのことを「4年生の子」には説明しないといけないので、私たち保護者も早い段階から、多少は勉強し直す必要はあると思います。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ