【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_かけ算(ひっ算)5

2020年5月14日3年生・算数ドリル3年生, かけ算, 算数

今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_かけ算(ひっ算)5」です。
小学3年生の算数ドリル_かけ算(ひっ算)4」の続きです。
今後、単位(重さ、長さ(距離)、かさ、時間)など間違いやすい問題が出題されます。
みそにゃchのプリントでも間違えることがありますし、市販の問題集をやってても、ごくたまーに間違っていることがあります。
答えを鵜呑みにすることなく、できる限り確認してみてください。
みそぱぱが間違っていて、子どもが正解して修正するなんてこともありますし。

サンプル問題です。問題PDFは全3ページ分。
下記よりDLしてください。

複雑になる文章題への対策を

このあたりになると、3年生の算数も終盤にさしかかってきていると思います。
となると、テストでは3年生のまとめのような「文章問題」も出題されるでしょう。
「1200mm+15.8cm+0.015mは、何cmですか」
みたいな単位を揃えて考えるものや、
「148円のトマトと72円のニンジンを18こずつかって、200円引きの割引券を使いました。全部でいくらになりますか?( )を使った式を書いて、答えを出しましょう」
のような、少し複雑な問題も出てくるはずです。
それ以外にも、
「1時間に7分進む時計と、1時間に3分遅れる時計があります。2つの時計を同時に正午に合わせてから24時間がたったとき、2つの時計が示す時間は何時間何分ずれていますか」
みたいな一見「難しそう」で「読み解くのが面倒くさそう」なものも出てくるかもしれません。
でも実際の時計を思い浮かべて考えれば、「1時間に7分進む時計」と「1時間に3分遅れる時計」が「1時間にずれていく時間は7分+3分で10分」だというのは、それほど面倒ではなく求めることができるはずです。
で、計算式としては「(7分+3分)×24=240分=4時間0分」と、計算自体もさほど難しくありません。
と、このように問題文を難しそうに見せることによって、子どもたちの「解こうとする力」を削いでくるような問題も、3年生の終盤では出題することもできます。
文章問題は、問題を「読み解く力」=「読解力」によって、「簡単」に思う子と、「難しく」感じる子がいると思います。
単純な計算はできるけど、文章問題になると不正解が多くなる子もいるでしょう。
それには、「文章を読む」ことに慣れているかどうかが、大きく関わっていると思います。
計算問題と文章問題。
この先大切になってくるのは「文章問題」です。
ただ「計算ができる」だけでは、4年生からの算数は難しくなってきます。
「何を聞かれている?」
「どのような答えを書けばいい?」
「文章のどこから何を計算して、何を答えればいい?」
文章問題でなくとも、このような「処理」をして考えないといけないことが、だんだんと増えてくると思います。
「計算能力」だけでなく、これからは「文章を理解して読み解く力」も同じように、もしくはそれ以上に鍛えていく必要が出てきますよね。
そして3年生のまとめを…3年生までの算数を理解できているかどうかを、私たち保護者が「ちゃんと確かめておく」必要があると思います。
4年生からは3年生までの「授業」を理解していることが前提に、「授業」が進められていきます。
3年生までの単元で理解できていないところがあると、「わからないままに」授業が進んでいくことになります。
この「わからないまま」のデメリットは、3年生までとは「段違い」に大きくなります。
問題の質が高度になり、「少しわかんない」から「ぜんぜんわかんない」へ「進んでしまう」時間が短くなってしまいます。
4年生になるまでに3年生までに習ったことは、少なくとも「だいたいわかった」にしておくことが重要になりますので、お子さんの算数の理解度で「ちょっとどうなのかな?」と思うところがあるのでしたら、「お子さんにちゃんと確かめ」て、「できるかどうかを確認」して、「できないのなら訓練する」ことが必要だと思います。
「子どもたち本人」が、「自分ができないところをパパやママがしっている」と認識していれば、「わからないことが恥ずかしい」とは思わないでしょうし、「わからないから教えて」となるでしょう。
子どもたちの「できない」「わからない」を把握することは、「勉強を進めてもらう」ことではとても重要なことだと思います。
ですので、
「わからない」→「教えてといえる」→「わかるまで教えてもらう」→「自分でやってみる」
これができる子は、そのまま「順調」に進んでいけると思います。
でも、
「わからない」→「教えてといえない」
これで止まってしまう子は、その場で足踏みしてしまう
でしょう。
なので、
「わからないなら、ちゃんと教えるから、ここがわからないっていってね」
このことは、しっかりと子どもたちに伝えて、子どもたちにも守ってもらえたらと思います。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ