【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_小数1
今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_小数1」です。
小数は3年生で出てくるはじめての単元ですね。
小数は重要な単元のひとつです。理解できるまで繰り返し学習していきましょう。
「小数点の位置」をしっかりと確認
最初に「小数点」の意味を理解してしまえば、小数に関しては「たし算」と「ひき算」で、難しいところはないと思います。
気をつけるのは、小数点の位置を合わせること。特に筆算で計算するときに、「位の位置を合わせる」ことくらいだと思います。
「たし算」と「ひき算」は、これまでにたくさんやってきているでしょうし、それほどミスもしなくなっているんじゃないでしょうか。
なので覚えるのは、「小数点の位置」です。
とはいえ「小数」の「たし算」と「ひき算」では、「小数点の位置が移動する」ことはありません。
「1.2+1.5=2.7」ですし、「10.01+2.2=12.21」です。
本当に、気をつけるのは「小数点」。
「小数点の位置」だけです。
「小数」でややこしいのは、「小数同士」の「かけ算」と「わり算」です。
これは、3年生ではやりませんよね?
えっと…公立の小学校では、やらないはずです。
なのでそれは、4年生になってからということで。
「0.1×0.1=0.01」で、「1÷0.3=3あまり0.1」です。
これも最初はややこしいとは思いますが、「小数点の位置」を移動させるだけで、基本的には「かけ算」と「わり算」なので、段階を踏んで算数を進めていけば、それほど足踏みすることはないと思います。
でも「0.1」や「0.8」は「1よりも小さい」ということを、感覚で理解はしてもらいたいです。
「たし算」「ひき算」ではそれほど重要でもないですけど、「かけ算」「わり算」では、とても重要になる感覚だからです。
「0.1」の「0.1」倍が、「0.1」の「10分の1」であるという感覚がないと、
「え? かけ算なのに減っちゃうの?」
と、なってしまうかもしれません。
なので、「0.1」が「1の10分の1」であること、「0.5」が「1の2分の1」であることを、最初から感覚として覚えていってもらいたいと思います。
では、また!