【無料の学習プリント】小学3年生の算数ドリル_文章問題2

2020年2月19日3年生, 文章問題, 算数

今回のプリントは、「小学3年生の算数ドリル_文章問題2」です。
小学3年生の算数ドリル_文章問題1」の続きです。
文章問題は少し制作する時間がかかります。なので、ちょっと更新ペースが落ちてますね。
問題も吟味しながらコレだけは必要かなと思うところをピックアップしてます。
※問題、解答ともPDFのリンク切れを修正しました。(2020.1.18)

3年生 算数ドリル58 文章問題2
サンプル問題です。問題PDFは全3ページ分。
下記よりDLしてください。

「計算だけできればいい」は、3年生で終わり

算数の文章問題には、わざと「関係のないこと」が書いてあったりします。
「お母さんよりも612日早く生まれたお父さんは、今日が誕生日で40さいになりました。私はあと3週間で9さいになります。お母さんは今、何さいですか」
この場合「私はあと3週間で9さいになります」は、考えなくていい文章です。
算数の文章問題では、こういう「余計なもの」が入っている場合がよくあります。
「ちゃんと文章を読んで、問いの意味が理解できるか」
「答えを導くのに必要なものを、文章から取り出せるか」
を試しているのですが、こういう余計なものに引っかかってしまう子もいます。
これは国語力の問題のようで、ちゃんと「算数の力」がためされています。
「いらないものは考えない」
これは算数では大切なもので、
「いらないものと、いるものを区別して、必要なものだけを適切にあつかう」
というのが、とても「算数的な思考」だからです。
文章の中から「いるもの」を拾い集め、「いらないもの」は排除して、「答え」を導く計算をする。
文章の中から「何がいるもの」で、「何がいらないもの」なのか、その区別をすることそのものが「算数の問題」になっています。
ただ「計算をする」「数字を扱う」ことだけが、「算数」ではありません。
「必要なもの」をみつけ、それを「適切に扱う」ことができる。
これも…というか、これが「算数力」だと思います。
算数の問題には、基本的には「答えが1つ」しかありません。
その「1つの答えに至る道を探り当てることができる力」が、算数ではとても大切になります。
「問題の文章がわかりにくかったから間違えた」
というのは、仕方ないところもあると思いますが、
「問題の文章が意地悪だったから間違えた」
というのは、算数では認められません。
その「意地悪な部分」も含めて、「算数の問題」だからです。
「意地悪な部分」で間違えてしまったのなら、なぜ「意地悪な部分」を「適切に扱えなかった」のかを考える必要があります。
「どこに引っかかったのか」「なぜ引っかかったのか」をです。
文章問題は、結構似たようなパターンが多いです。
なので、「数をこなす」ことで「対抗できる」ようになると思います。
同じような問題で間違うことを繰り返すなら、それは「必要なものが何なのか理解できていない」ということなので、「答えを導くのに必要なもの」を、答えが「これ」だから、必要なのは「これとこれ」みたいに、「具体的」に「はっきり」と教えてあげてください。
「お母さんよりも612日早く生まれたお父さんは、今日が誕生日で40さいになりました。私はあと3週間で9さいになります。お母さんは今、何さいですか」
でいうなら、答えるのは「お母さんの年齢」で、必要なのは「お父さんは今日で40さいになって、お母さんよりも612日早く生まれた」という部分です。
お父さんよりもお母さんの方が「612日年下」なのですから、お母さんの年齢は「今日が誕生日のお父さん」よりも「612日年下で、2さい若い」のだから「38さい」ということになります。
答えを導くのには、「何」を「どう」計算すればいいのか。そのためには、文章から「何」を取り出せばいいのか。
高学年になると「単純な計算問題」よりもこのような「文章問題」が重視され、「テストでは高い配点」をつけられるようになります。
算数は「計算だけできればいい」という時代は、3年生で終わりです。
「本」を読み、「作文」を書き、「語彙力」を鍛える。
それは国語だけでく、全部の教科で共通して必要となる「訓練」になってくると思います。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら