【無料の学習プリント】小学4年生の算数ドリル_小数2(たしひき)
今回のプリントは、「小学4年生の算数ドリル_小数2」です。
「小学4年生の算数ドリル_小数1」の続きです。
今回はたし算、ひき算です。
ひっ算でと書かれていない問題も、計算ミスを防ぐため、空いてるスペースや別の用紙を使ってひっ算でやってみましょう。
小数では単位が大切
「1mm」は「0.1cm」で「0.001m」で「0.000001km」
「1mg」は「0.001g」で「0.000001kg」
「50m」の「0.1」は「5m」で「0.5」は「25m」、「1.5」は「75m」で「3.7」は「185m」
このように、小数というのは「数」のようで、実際のところは「どのくらいの大きさか」を表している「記号のようなもの」です。
役割的には「分数」とほぼ同じですね。
なので「現実世界」では、「単位」とくっついている場合がほとんどです。
「8.2×1.05」という計算があったとして、「計算問題」としてなら「8.61」と答えが出せますけど、これが「現実世界」でなら、
「何が8.61なの? リンゴ? 距離? 時間? 何のことなの?」
となります。
このことから「小数の文章問題」では、「単位も考えないといけない」という出題ばかりになってきます。
「距離」「重さ」「かさ」「時間」などの「単位」です。
「正解」には「計算」ができて、さらに「単位の理解」も必要になってくる…というわけです。
この先は、「何」を「どのよう」に「計算」するのか。
という「問題」ばかりになってきます。
「角度」だって「面積」だって「そう」です。
「角度A」を「解」とするためには、「角度Bと角度Cをたしたものから、角度Cから角度Dをひいたものの差をひき算して、算出した角度Cダッシュを三角形の内角の和から角度E+24°を引いたものからさらに引く」みたいな、「計算」と「その順番」と「解を求める計算に必要な角度となる角を見つける」ことが求められるような問題は、4年生から出題されます。
こういった問題は「パズル的」なもので、「解き方」をしっていることが「有利」に働きます。
その「解き方」は、「公式」や「方程式」や「関数」と呼ばれることもあります。
要するに、「問題を解くためにはしっておかないといけないもの」がだんだんと増えてくるわけで、その「知ったこと」も「いくつも組み合わせて使う」ことが求められます。
ですので、4年生の「算数」は「大変」なんです。
ですが「算数」は、「階段のように繋がっている教科」なので、その階段を上り下りしながら「自分のもの」にしていくという方法が取れます。
「わからないなら、階段を降りて学び直せばいい」
そして学び直して理解できたなら、これまで登れなかった階段を、その上の段まで一気にかけあげることができる可能性もある教科です。
もちろん、確実に一段ずつ登っていけるのが理想だとは思いますけど。
では、また。