【無料の学習プリント】小学4年生の国語ドリル_漢字の問題3
今回のプリントは、「小学4年生の国語ドリル_漢字の問題3」です。
今回も4年生くらいの子を想定した読書感想文の例文を書いてみました。「少年サッカーのルールを読んで」です。自分が興味がある内容のものなら基本なんでもよいのです。ただし、雑誌や副読本はダメらしいのでちゃんとした「本」で感想を書きましょう。我が家の場合は、図書館でお世話になってます。
4年生くらいを想定して、読書感想文書きました〔その3〕(原稿用紙3~4枚程度)
「少年サッカーのルールを読んで」 4年1組 みそら
わたしの兄は、サッカーが好きです。
「日本代表がどうだ」とか「オンピック代表がこうだ」とか、聞いてもいないのに話しかけてきます。
わたしはそれを聞き流しているので、サッカーにはくわしくありません。兄がよくテレビでサッカーの試合を見ていますが、ルールもよくわかっていません。
アミがかかった四角いところにボールを入れると1点。どんなにカッコよく入れても、2点にはならない。ボールが手にあたると反則。でも、手を使っていい人もいる。わたしのしっているサッカーのルールは、そのくらいでした。
なのでわたしは、とくにすることのない本当にひまな時間に、兄が持っているサッカーのルール本を読んでみました。
家のテレビはサッカーの試合の時間はサッカーが流れていて、それはこれからも変わらないだろうし、どうせサッカーを見ているようで見ていない時間をこれからも過ごすのなら、わたしはルールを理解してサッカーを見る方がたいくつじゃないと考えたからです。
サッカーのルールを読んでわたしが新しく手に入れたサッカーの知しきは、「サッカーは1チーム11人でするスポーツ」「サッカーボールの柄はとくに決まっていない」「手を使っていい人は、キャプテンとは決まっていない」「オフサイドという、わかりにくい反則がある。兄もよくわかっていない」、などなどです。
本を読みはじめて30分ほどで、サッカーのルールはだいたいわかりました。野球ほどむずかしいルールではありませんでした。野球のルールはしっています。やったことはありませんが、しっています。テレビで野球がやっていても、何をしているのかわかっています。
サッカーのルールで一番気をつけつないといけないのは、「オフサイド」です。なぜなら、ルールの本を読んでもよくわからない反則だからです。
文章でわからないときは、図をかいてみましょう。
算数で習ったことです。わからないなら、見ればいいのです。
兄が見ていたサッカーの試合で「オフサイド」という言葉はよく聞きます。なので「オフサイド」がどのような反則なのか、兄がろく画してあるサッカーの試合を見てみました。
試合開始。「オフサイド」が来るまで早送り。来ました、「オフサイド」です。
実況の人が「あー、オフサイドですかね」といい、解説のナカムラさんも「ですね、オフサイドです」といいました。
わたしは3回ナカムラさんが解説する「オフサイド」のリプレイを見ましたが、「どこがオフサイドだったのか」はわかりませんでした。
なので、「わたしにはオフサイドはわからない」ということがわかりました。「わからないということがわかる」のは、わたしが1つ成長したしょうこです。
わたしはサッカーのルールを読んで、「オフサイド」以外の反則はわかるようになったと思います。
ただ、転がされたふりをして反則をもらうのはひきょうだと思います。これまでは何も思っていませんでしたが、転んだりつかまれたふりをしている人がいるのは、わかるようになりました。それは、反則をされましたとウソをつくためです。ウソはよくありませんが、サッカーの試合では許されるウソみたいです。
スポーツやゲームや算数にはルールがあって、ルールがわかっていないと「何をしているのか」「何をしていいのか」わかりません。それは「ルールがわかっていないと楽しくない」ということです。
そして「ルールがわかっていればズルができる」ということと、「ルールがわかっていないと、ズルをされてもわからない」ということです。
サッカーのルールを読んでわたしが学んだことは、3つです。
1つ「サッカーのルール」
2つ「スポーツやゲームは、ルールをおぼえた方がいい」
3つ「ズルをされてもわからないから、ルールがわかっていないスポーツやゲームで、勝負はしない方がいい」
おわり
では、また。