【無料の学習プリント】小学1年生の国語ドリル_漢字の問題2
今回のプリントは、「小学1年生の国語ドリル_漢字の問題2」です。
「小学1年生の国語ドリル_漢字の問題1」の続きで、似ている漢字を学習していきます。
今回と次回は、ひらがなを漢字にする問題となっています。
全てをなぞり書きにした練習用紙も考えたのですが、「漢字の問題1」のプリントや「漢字の練習」で一通り学習していることを踏まえて、すこしテスト寄りの問題としました。似ている漢字以外もまざっていますが、どれも1年生で習う漢字なので一緒に覚えていきましょう。
間違ってしまった漢字は、ノートやプリントの裏面など、なんでもいいので2〜3回繰り返し書いてみましょう。
「漢字の問題1」で書き忘れてしまいましたが、PDFは3枚セットや2枚セットになっていますが、1日1枚で十分です。学校も始まったばかりで疲れもあるでしょうから、宿題にプラス1枚(できれば算数1枚、国語1枚が理想ですが)できればいいんじゃないでしょうか。
習った漢字は使えるように
読めない漢字があって「文章を理解することができない」というのは、小学生だとよくあることかと思います。
または「漢字をまちがって覚えていて、本来とは違う解釈をしてしまう」という場合も、ままあるんじゃないでしょうか。
要するに、漢字はちゃんと読めないといけないし、できれば書けた方がいいし、その漢字が持つ意味も知っておかないといけないわけです。
とはいえ、「漢字博士」になろうという子はともかく、普通は「漢字を覚えるのは面倒くさい」という子がほとんどだと思います。
そもそも漢字を覚えていくのが楽しくて仕方がないのなら、学校でテストなんかする必要はありません。
楽しいのですから、わざわざ試さなくても「みんなわかってる」状態になっているはずです。
とはいえ、「面倒くさい」といって「覚えない」わけにはいかないのが漢字です。
なぜなら義務教育で習う漢字は、「日常生活で普通に使われる漢字」だからです。
少なくとも「読めない」と、「日常生活に支障」をきたしてしまいます。
「落石危険」が読めないと困りますよね。「鹿に注意」もです。鹿が農作物を荒らそうと山から駆け下りてくることは、よくあります。ぶつかると危険です。「猪」も同じですね。うり坊はかわいいですが、「猪突猛進」って言いながら走ってくるのは怖いです。ぼたん鍋は美味しいと思います。
閑話休題、で「漢字」というのは「読めるだけ」「書けるだけ」ではダメで、「適切に使う」ということが求められます。
作文などで「たのしくがっきをつかい、たのしいおんがくをかなでた」という文を書くなら、2年生でも漢字を使って、「楽しく楽っきをつかい、楽しい音楽をかなでた」と書かないといけません。
学校で習った漢字は、「使えるように」ならないといけないんです。
この「使えるように」というのは、読書をするだけではなくて作文を書いたりしないと、鍛えるのは難しいと思います。
「経験しないと覚えない」というやつです。
とはいえ「文章力に大きく関わってくる文才」というのは「才能」の一種なので、「文章力を鍛える」のは個人によって「向き不向き」があって、上達する速さもそれぞれだと思います。
なので、「ある程度できればいい」というラインを決めて、「このくらいできればいいよね」という判断は、少なくとも低学年のうちは私たちがしてあげないといけないと思います。
「100mを10秒で走れる人」がいるからといって、誰もが「100mを10秒で走れる」わけじゃないです。
どんなに頑張ったって、「100mを10秒で走ることができない」人の方が多いはずです。
「上手な文章を書く」というのもそれと同じで、「あの子はすごく上手な文章を書く、ならうちの子もできるはず」と考えるのは、危険な考え方だと思います。
でも「適切に漢字を使う」というのは「文章を書く」とは違い、「漢字を勉強すればできる」ことです。
なので小学校では、「教えた漢字を使って文章を書いているか」は重視される部分かと。
少なくとも「優れた文章が書ける」よりは、先生たちが重視する部分だと思います。
では、また。