【無料の学習プリント】小学4年生の算数ドリル_計算の順序2

2020年11月17日4年生・算数ドリル4年生, 算数, 計算の順番・順序

今回のプリントは、「小学4年生の算数ドリル_計算の順序2」です。
小学4年生の算数ドリル_計算の順序1」の続きです。
3年生では、順序とか順番などという単元はありませんが、かけ算やわり算を習う時に教えてもらっているはずです。もし難しく感じたら、もう一度3年生で習ったことを復習してみましょう。
みそにゃchでも、3年生で「( )」を使った問題は色々出題しています。「( )」を使って式が立てられるようになったらカッコいいね。
※1枚目の問題1-(4)が間違っていたので修正しました。2020.11.17

4年生 算数ドリル25 計算の順序2
サンプル問題です。問題PDFは全3ページ分。
下記よりDLしてください。

「しる」と「できる」は違う

「16×5+21-49÷7」という計算をするとき、まずは「かけ算」と「わり算」をやります。
「(16×5)+21-(49÷7)」です。
すると式は「80+21-7」となり、答えは「94」となります。
「(84+111)÷15+88÷22+14」なら、
「(84+111)÷15+(88÷22)+14」=「195÷15+4+14」=「13+4+14」=「31」です。
どんなに複雑な式に見えても、「かけ算」と「わり算」から「まとめて」しまいます。
そして「( )」は「1つの数」として考えます、
「15×((10+20)÷5)」なら、最初に計算するのは「(10+20)」です。
そして「15×(30÷5)」=「15×6」=「90」となります。
まずは「( )」の中、そして「かけ算」と「わり算」、最後に「たし算」と「ひき算」。
計算の順序は、これ以上覚えることはありません

覚えてしまえば簡単ですが、コツをつかむまでは混乱することもあると思います。
これは算数の基本ルールなので、必ず理解しないといけません。
「サッカーでは基本的にボールを手でさわっちゃダメ」
というくらいの基本ルールです。
なので何度か練習して、必ず「できる」ようになってください。
この「順序のルール」を理解できていない、使いこなせていないために「算数が難しいと感じる」ことは、少なくないんじゃないかと思います。
「50+40×30-20」を「90×10」で計算して、それが「正解」だと思いこんでいたとき、実際の答えが「1230」であることに納得できないし、なぜそうなるのかわからなくなると思います。
「自分の計算は間違っていない、だって「50+40×30-20」は「(50+40)×(30-20)」で「90×10」で答えは「900」であってるんだから…」となってしまいますよね。
これは「順序のルール」がよくわかっていないからで、よくわかっていないということに私たちが気がついて「修正」させてあげる必要があります。
練習問題のプリントやテストでも「どのようにまちがっているのか」は、子どもたちの「理解や勘違い」をしるために、私たちが「確認しておかなければいけない」ものだと思います。
まちがった箇所に対して、
「なんで、こう思ったの?」
と聞く必要があると、私は思います。
子どもたちは「ついうっかり」とか「もうわかった」などというかもしれませんが、それは間違えた理由ではなく「言い訳」や「ごまかし」で、本当はわかっていないかもしれないし、これからも「わからないまま」かもしれません。
「なぜ、間違えたのか。どのような計算をして、間違えたのか。なぜ、間違えた式を導いたのか、もしくは式はあっているけど、計算を間違えたのか」
これは私たちが「具体的」に知って、「修正」させてあげるべきことだと思います。
「不正解」というのは、「この子は、ここがわかりませんよ」と私たちに教えてくれているのですから、せっかく教えてもらったんですからそれを利用しない手はないです。
「不安要素」はできるだけ早く取り除く。
「しらない」は「しればいい」のですから、問題ないです。
でも「しったのにわからない」という「不安」は、「わからせてあげる」ことで取り除く必要があると思います。
「しる」と「できる」は違います。
「しった」とたんに「できる」わけないのですから、「できる」ためには練習が必要だと思います。
勉強は「できるようになった」がスポーツより「見えにくい」ので、注意して勉強をみてあげられればと思います。

では、また。

問題PDFはこちら

解答PDFはこちら

Posted by みそぱぱ