【無料の学習プリント】小学4年生の算数ドリル_テスト4
今回のプリントは、「小学4年生の算数ドリル_テスト4」です。
「小学4年生の算数ドリル_テスト3」は、標準問題でしたが、こちらは上級(応用)問題になります。
「テスト3」の標準問題でも、うちの子は四苦八苦しながら解いていましたので、こちらの上級問題の各プリントの最終問題は間違っていたものが多かったです。
どこを間違っていたかをきちんと理解させたうえで進めていますが、夏休み頃に再度やってみて出来ていれば良いかと思っています。
それでも、もう4年生なので低学年の時のようにいつでも満点取れるって問題ばかりでは成長しません。子どもの力量より少し上の問題をと作問していますが、これのさじ加減が難しんですよね。
※プリントの問題が間違っている箇所がありましたので修正しました。(2021.3.29)
小学4年生の算数ドリル_テスト4
4年生になると算数は、「解き方を覚える」から「どうやって解くか考える」というものに変わってると思います。
問題も抽象的になり、「何gですか?」から「どれだけですか」のような文章になってきます。
文章を読んで「何を答えにすればいいのか」を自分で理解しないといけなくなりますし、どの公式…やり方を使えば答えが導けるのを「問われる」ことが多くなってきます。
要するに、「自動的に計算する」から「自分で考えて答えを出す」ことに、重点が変わってくるというわけです。
4年生から算数が難しくなるといわれるのは、この「自分で考えて答えを出す」というところにあると思います。
なので「計算式としては単純な問題」でも、「問題文から式を作れない」ということがおこります。
もちろん、わからない問題でも…というか、難しい問題だからこそ「自分で考えて答えを出す」というのは、とても大切なことだと思います。
「わかるまで考えさせる」という方法も、4年生なんですから有効でしょう。
ですが時間は有限ではなく、「これだけ考えてもわからないんだから、教えないと」というリミットもあると思います。
「自分で考える」という時間を経験することは重要ですけど、いつまでも考え続けるというのは大変な作業で、というか子どもなんですからある程度考えて「わかんない」のなら、それ以上考えることは難しいと思います。
そういう状態では、なんというか「とっかかりになる部品」といいますか、そういうものを「与えてあげる」ことは「よいこと」で、「わからないのなら、こういう風に考えてはどうかな」という指導は必要だと思います。
答えそのものではなく、最初の「考え方」を示してあげる。
補助線を引いてあげるとか、角度の出し方を教えてあげるとか、問題にもよりますけどヒントを示してあげる…というか、正直なところ4年生にもなると、教える方だって勉強し直さないと難しくなってくると思います。
「三重県の県庁所在地ってどこ?」
なんて質問に、即座に答えられる保護者は何%いるんでしょうか。
三重県の県庁所在地は、4年生で習いますよね。
三重県なんて、「伊勢神宮がある県」と即座に思い浮かぶだけでもすごいと思います。大人とはいえ県庁所在地がわからなくても、しょうがないんじゃないですかね。
ただ、「家でも勉強している(させている)」という「時間」は、とても大きな経験値となって、子どもたちをレベルアップさせると思います。
「レベル2の子」と「レベル3の子」では、学校で「レベル2から3への授業」への「理解度」が違うでしょうし、授業の内容が「うん、これわかる」という状態で授業を受けられるというのは、子どもたちにとても「優位」に働くんじゃないかと。
小学校の勉強というのは、「やればできる」し「教えれば理解できる」ことなんです。
いいかえれば、「やらないと、やっている子に置いていかれる」し、「教えないと、教えてもらっている子との差が広がる」ということです。
なので私たちも、子どもたちの「わかんない」に答えられるように、多少の勉強は必要なんじゃないかと。
「わからないなら、ググればいいじゃない」
というのは、私的にですけど子どもと同じ目線になれないので、あまりおすすめしないです。
すごい難しいことなら別ですけど、辞典とか辞書とか図鑑とか…子どもたちが手軽に「調べる」ことができるもので、一緒に調べて「こうすればわかるよね」という「行動」を示してあげられればと思います。
では、また。